今回は今年初購入の完成品、GMの名鉄6800系6次車です。

 

パッケージ

 製品情報 

・品番30291

・2019年発売:同時に6500系8次車4両セット(動力あり・30288、動力なし30289)と6800系6次車増結2両セット(動力あり・30290)が発売されました。

・シャーシは現行のピポットタイプ採用

・ライトユニット付き

・1箱10500円+税。

・豊橋寄りからク6838-モ6938の車番が印刷済み

以前製作した名鉄6000系9次車と増結させるべく購入しました。カプラーは合わせてBMTN化しました。

 

 レビュー 

〇豊橋寄り先頭車 ク6838

ク6838

豊橋寄りの先頭車ク6838です。6800系は1987年から登場した6000系列の2両編成で、保守費用低減と省エネルギー化を図るために製造され、回生ブレーキを採用し、制御装置は界磁添加励磁制御を採用しました。

当初は鉄仮面スタイルの車両でしたが、89年以降に製造された車両は写真のような窓が大きい金魚鉢と呼ばれるデザインの車両になりました。

 

正面

ガラスパーツは隙間にナイフなどを入れると外すことができます。

ライトケースリム、窓枠、窓下の取っ手は銀色で塗装済み。ワイパーは印刷済み。

行先方向幕は白地のステッカーとなっています。ライトユニット上部に貼り付けます。

名鉄に初めて乗りに行ったとき、このスタイルの3500系を見たときにとても惹かれるものがありました。デザイン的に一目ぼれした顔の車両です。

 

側面

側面です。このタイプになると窓は大型の窓に変わり、見栄えもよくなっています。

この車両はオールロングシートの完全な通勤型車両として登場したようですね。

車番、メイテツウイングは印刷済み。

床下機器類はダークグレーとなっています。

 

表記類

窓枠、くつずり、ドア窓下の補強帯は銀色で塗装済み。方向幕はステッカー選択式でHゴムはグレーで塗装済み。方向幕周りは一段へこんでいます。

 

妻面

妻面は6000系9次車などとあまり変わりませんね。幌の連結部分や手すり類がモールドで表現されています。

 

屋根

屋根上機器は取り付け済み。運転台側のクーラーには対空表記が印刷されています。

ベンチレーターは3個になっています。

屋根周りの雨どいが表現されていてGOODですね。

 

無線アンテナ

無線アンテナは旧タイプと新タイプを選択して取り付けます。信号炎管はモールドになりました。

 

〇名鉄岐阜寄り先頭車 モ6938

モ6938

名鉄岐阜寄りのモ6938です。こちらはパンタを搭載した車両となります。

 

正面

基本的な部分はク6838と同じ。同じ顔の3500系と違って車番表記がないので何の編成かわからないことが結構あるんですよね。

増結セットなのでスイングドローバー用の部品が付きます。

 

側面

印刷・表記類はク6838と同じ。床下機器は主制御器類がついています。

 

妻面

妻面にはパンタを上げるための吊り輪がモールドで表現されています。

 

屋根

6000系9次車と違いヒューズ類がパンタ側のクーラーの間に移動しています。それに伴い配管モールド類が変更となりました。

無線アンテナとヒューズ箱はユーザー取り付けパーツです。ランボードは設置済みとなります。

 

パンタ周り

パンタ配管類はモールドで表現され、パンタグラフはPT42Nではなくより実車に近づけるためPT42Lが搭載されています。

このPT42Lは他の車両に使いたいのでPT42Nと交換する予定です…

 

BMTN

ニコイチのBMTNです。

ちょっと飛び出気味になってしまっています・・・

 

連結

飛び出ていますが、連結すると結構いい感じですね。連結器周りに邪魔にならない程度に何かつけてあげたくなります。

 

1編成導入

名鉄通勤車シリーズとして鉄コレの6000系(1次車)を購入し、増結用に6000系(9次車)を製作し、更に増結用として同時に6800系を購入しました。

名鉄の面白いところはバリエーション豊富な増結で、同じ制御方式ならばどの形式とも連結し、同じ車体の4+2や違う車体の2+2、3種類の車体で4+2+2などたくさんあり、見ていて非常に面白いです。

ちょっとずつ名鉄の車両は増やしていきたいな~と思っています。

可能な限りこのTN化も併せて行っていけたらいいなと思っています。