今回は名古屋鉄道三河線で活躍する6000系1次車です。

 

パッケージ

名鉄各線で活躍する6000系のうち、登場当初の窓が大きい1次車が製品化されました。

三河線で運転するためにワンマン化改造が施された現在の姿がプロトタイプとなります。

なお本線でも活躍する車両なので遊べる幅はかなり広いです。

商品情報

・2018年4月発売

・1箱4両セット(豊橋寄りからク6001-モ6301-サ6101-モ6201)

・1箱6000円+税

・ユーザー取り付けパーツで列車無線アンテナが付属

・動力化台車枠付属

メーカー推奨パーツ

・動力ユニット TM-12R(19m級A)

・走行パーツ TT-04R

・パンタグラフ TOMIX 0250 PT-4212-S

レビュー

〇岐阜寄り先頭車モ6201

モ6201

岐阜寄り先頭車のモ6201です。

名鉄6000系は1976年に登場した通勤用車両で、この形式が製造される以前は2扉クロスシート車が名鉄の標準車体でしたが、名古屋圏の通勤客が増大しラッシュ時間帯の混雑はすさまじく、増結や押し屋を使っても積み残しが発生するようになってしまいました。

その時名鉄の既存形式と似た性能で3扉ロングシート車の東急3700系を購入し3880系として投入。その収容能力は大きくラッシュ時の積み残し、遅延などが大幅に減ったのを受け、3扉通勤車としてこの6000系が製造されました。

ですが上層部のクロスシートに対するこだわりが強く、後で座席は治せるという事でクロスシート車として登場しました。

 

正面

行先方向幕(普通 知立)が印刷済み。

ライトパーツはクリアレンズでリムと下部の通風孔周りは銀色で塗装され、Hゴムはガラスパーツ側に表現されたモールドにグレーで塗装されています。

少し卵型の形状となっています。顔つきは7700系をベースとしたデザインで高運転台となっています。

普通 知立行きなので三河線だけでなく他の路線でも使えますね。ステッカーも付属するので変更は可能。

 

側面

床下機器は抵抗器や断流器箱が取り付けられています。

側面はメイテツウイング、車番、方向幕が印刷済み。ドア下のくつずりは銀で塗装され、窓周りはグレーで塗装されています。

1次車はパノラマカーと同じように大きな固定窓が使われ、ドア窓は小窓となります。

 

側面表記

行先方向幕の種別・行き先の区切り部分やHゴムも細かく塗装されています。

 

妻面

妻面はステップがモールドで表現されています。貫通扉は両開きで窓部分はHゴムが塗装されています。

 

無線アンテナ

名鉄は同じ逆L字形でも前にも少し飛び出ている形ですが、近年の更新で普通のL字形になってきています。

 

屋根

屋根はクーラーが3基、ロスナイ(通風器)が3基、ヒューズ箱が2つ、ランボードが別パーツでついています。

 

パンタ周り

配管はシンプル。ヒューズ箱はクーラーに干渉してしまっています・・・

 

〇中間車サ6101

サ6101

中間車のサ6101です。

 

側面

表記類は先頭車と同じ。車番は岐阜寄りに印刷されています。

 

妻面(岐阜寄り)

岐阜寄りの妻面はステップが両側。

 

妻面(豊橋寄り)

豊橋寄りは正面から見て右側にあります。

 

屋根

中央部のロスナイは岐阜寄りに取り付けられています。

 

〇中間車モ6301

モ6301

パンタ付きの電動車モ6301です。車両は豊橋寄りに組み込まれています。

 

側面

表記類は他車と同じ。床下機器はモ6201と同じものがついています。

 

妻面(岐阜寄り)

岐阜寄りの妻面はステップが正面から見て左側にモールド表現されています。

 

妻面(豊橋寄り)

豊橋寄りは両側にステップがモールド表現されています。

 

屋根

屋根の機器配置はモ6201と同じ。

 

〇豊橋寄り先頭車ク6001

ク6001

豊橋寄り先頭車のク6001です。

 

正面

モ6201と同じです。

 

側面

表記類は他の車両と同じ。

 

屋根

屋根です。

 

運転台寄りクーラー

ク6001の運転台寄りには対空表記が施され、6001が印刷済みとなります。

 

1編成導入

我が家初の名鉄車として購入しました。先日の名古屋旅行で見かけることがあり、購入しました。

一時期グレードアで走っていた車両もあるようですね。増結用の車両を購入したので、TNカプラー化して連結させようと思います。

塗装も安定していていいのですが、今回は外れ個体だったのかク6001の車番印刷がかすれ気味でした…