今回は車体の組み立てです。
クハ1524
五反田・多摩川寄り先頭車のクハ1524です。
1500番台は本来デハ1500形となりますが、この車両はクハ1500形となります。
日比谷線直通用に投入された編成はTc2-M2-M1-M2-M1-M2-M1-Tc1で両端がクハになり、上り方のTc2(クハ1000)を新7000系と同じ構成にするために電装化してデハ1500(Mc)となりました。
池上・多摩川線に投入された編成はTc-M-Mcで上り方がクハ1000で下りがデハ1300となります。新7000系ではなく改造前の構成を踏襲したため、上り方がクハ1500(Tc)となったためちょっとわかりにくくなっています。
末尾に元々の編成番号を振るのは踏襲していて、この車両は1024Fから改造された車両です。
正面
行き先表示器はBトレから、運行番号、車番は世田谷車輛のステッカーを使用しています。
ワイパーは銀河モデルのワイパーを使用しています。改造当時は連結させることを考えていなかったのでダミーカプラーのままとしています。
ライトユニットは種車が電球色でしたが、実車に合わせてGM製の白色LEDの物に中身を組み替えています。
手すり類は撤去後の状態に加工したかったのですが難しそうだったので省略しました。
側面
床下機器はGM製1000系1500番台の物を中心に使用しています。東急車では久々に2コンプ車となりました。形状は違いますが2基搭載しています。
車端の妻窓は緑色に着色。
車番はトレジャータウンのインレタを使用。他の表記類はBトレのものを使用しています。
妻面
妻面はそのまま。
屋根
屋根もそのまま。
デハ1624
中間電動車デハ1624です。デハ1600形は基本的に同じ位置にありますが、連結相手の電動車の位置が変わっているのでジャンパ栓の向きが変わりました。
妻面
上り方は変わらず。
側面
側面は表記類は先頭車と同じ。床下機器はGM製1000系1500番台の物をそのまま使用。
パンタグラフはPT42NからPT71Dに載せ替え。下り方にパンタグラフを増設しました。
妻面(下り側)
下り側はパンタを増設したので実車通りにはいきませんがそれっぽくパイピングしました。
バルクでボディや屋根が手に入ればよかったのですが、買ったら余るので種車をそのまま使用しました。
屋根
屋根です。下り方にパンタを追加した以外はそのまま。
パンタ部
デハ1300形から移設されたパンタ周りはこんな感じ。ヒューズ箱や避雷器手持ちのジャンクパーツから使用。
デハ1724
蒲田寄り先頭車デハ1724です。こちらはクハ1524と同じ理由で編成構成を改造前に合わせたため、デハ1700形となります。
正面
改造点はクハ1524と同じ。
側面
床下機器類はGM製1000系1500番台の物を使用。
妻面
妻面は改造なし。
屋根
元々パンタグラフが搭載されていて、デハ1624に移設したためこちらはパンタ台のみ残された状態となっています。
プラ板を貼って塗装しています。
パンタ台
アップにするとこんな感じ。
1編成製作
先輩方からいただいた車両や部品を使ってつくることができました。
今後、通常の1500番台も購入して並べてやりたいところですね。