今回は組み立てを行いました。
5951号車
綾瀬寄り先頭車5951号車です。5000系はセミステンレスカー(鋼製骨組み+ステンレス製外板)ですが、一部車両は構体素材をアルミニウムに変えたアルミ車体の車両(50番台)が登場しました。
この車両はアルミ車になります。東西線で10両編成で活躍したのち、編成を分割して組み換えて3両編成2本となり千代田線に転属しました。
キットはアルミ車体の側面板3両分セットで、側面板以外はGMエコノミーキットの201系キットを使用します。前面板は201系中間車に付属。
正面
正面は運転台側に誘導無線アンテナがモールドされているので撤去。塗装後CPの営団3000・東京メトロ5000系ステッカーを使用。
ワンマン表記、運行番号、行き先、東京メトロロゴ、帯、車番はCPステッカーになります。
HゴムはタミヤのX-1黒で塗装。銀河モデルのワイパーを取り付けました。
連結器はエコノミーキット付属の物で、シャーシに付けるとすごく奥まってしまうのでカットし、胴受部分を前面板の下に接着しています。
側面
側面は車番、帯、東京メトロロゴを貼り付け。
台車は適合台車が無かったのでGMのFS369を取り付け。床下機器はバルク品です。
Hゴムは正面と同じくタミヤの黒で塗装。
妻面
妻面です。201系の物をそのまま使っているので形状はちょっと違うと思います。
屋根
クーラーは適合の物が無かったのでGMのAU712クーラーを取り付け。取り付け位置はネットで見た写真を参考にしています。
ランボード、クーラー台を取り付け、ベンチレーター撤去跡はマスキングテープを切って貼り付けて表現しています。
5455号車
中間電動車5455号車です。こちらはパンタグラフがシングルアーム化されていて、綾瀬側が開く形になっています。
綾瀬側妻面
綾瀬側はパンタグラフが設置されるので0.5㎜真鍮線でパイピングを行いました。201系の配管形状が異なるため、配管なし妻板に新たに設置しています。
側面
動力車に設定していて、側面板キットがGMエコノミーキットを参考にしているという事で、ぴったり取り付けられる動力がGMの旧動力ユニットでしたので、20m級動力の台車をバルク品の阪急ミンデン台車枠と交換。
北綾瀬側妻面
こちらは使った部品の都合で銘版付きの物になっています。
パンタ周り
こちらはヒューズが2個ついていますので配管は両側に引きました。
屋根
屋根は先頭車と同じくクーラーを設置。元々パンタ搭載車でシングル化しているので車体中央側に寄っているように見えますね。
5151号車
北綾瀬側先頭車で制御電動車の5151号車です。車体の組み方は5951号車と同じで、パンtなグラフを設置しています。
元はパンタ搭載車で中間車に組み込まれたときに撤去。運転台機器も撤去していましたが、千代田線転属の際に両方とも復旧された車両です。
正面
正面の仕様は5951号車と同じ。
側面
側面です。
妻面
こちらは配管を1本追加。
パンタ周り
パンタグラフを撤去され、冷房装置を追加されたため、パンタグラフを再設置するにあたってシングルアーム化されました。
設置面積が少なくなっているので、開く向きが北綾瀬側を向いています。ヒューズは1個。
屋根
クーラーの設置位置は5951号車と同じ。パンタグラフを無理やり設置したように見えてしまいますね。
完成
3Dプリントパーツをつけることはありましたが、キットを作るのは初めてでしたので苦戦するところがありました。
鉄コレで6000系ハイフン車も登場しましたし、自分も乗ったことがある車両だったので作れてよかったです。
05系の北綾瀬支線車両が出るとうれしいですね。