今回は塗装したキットに一部加工と組み立てを行いました。

デハ8640
渋谷方先頭車デハ8640です。塗装はMrスーパーファインシルバーで塗装。赤帯はGMレッドA。

正面
行先方向幕、種別幕、運行番号幕はGMステッカーを使用。車番インレタはトレジャータウンのものを使用。
連結器はこちら側は使いませんが連結しても支障がないように取り付け位置をちょっと前にずらしてTOMIXのBMTNを取り付けています。
ライトユニットは電球色の物が付属していましたのでそのまま取り付け。足回りは別売品となっており、ピポットタイプが適合しますが手持ちの床下機器を使うため、ばら売りの旧型集電システムのねじ止め台車対応の物を使用しています。
中間車にコアレス動力を搭載していますが、旧型集電システムのねじ止め台車だと転がり抵抗が非常に大きく、スムーズに動かすことができなかったので転がりをよくするためにライトユニット非点灯車、中間車の台車集電板を撤去しています。


側面
床下機器は4136Bをベースにいろいろとストックを使用。行先方向幕と車番はGM製、社紋はBトレを使用。
上り方には小型のSIVが搭載されているのでそれっぽい機器を取り付け。CPは形が違いますが雰囲気という事で取り付け。

戸閉車側灯
製品では丸型土台で小判型の戸閉車側灯ですが、モデルの8638~41F当たりの次車数になると角型土台に小判型ランプであるという事を塗装後に気づき(もっと調べればよかった)、トレジャータウンでその部品があるという事で購入、取り付けを行いました。
0.3㎜の穴を開けて取り付けを行いますが、これが小さくて結構難しかったです。

デハ0702
M1車デハ0702です。キットはストレートに組み、戸閉車側灯の交換と過電流表示灯追加を行っています。


側面
床下機器は4136Aを使用。パンタグラフはホーン形状が東急車と同じタイプになったPT42Lを取り付け。屋根上機器類は製品付属の物をそのまま使用。
もう1本作った8641Fのデハ0703にコアレス動力を搭載しました。

過電流表示灯
元々の中間車キットは妻面はM1、M2、T車(IRアンテナ付き)と作り分けされていますが、側面に関しては全部同じでM2・T車の物となっているのでM1車を作るには車側灯が1個足りない状態となっています。
こちらもトレジャータウンで台座付き丸型車側灯を取り付け。小判型の戸閉車側灯より取り付けは非常に難しく、すぐどこかに紛失してしまって大変でした。

サハ8977
T車サハ8977です。10両編成時に3号車になり、これには半蔵門線を走行するときに使う誘導無線アンテナ(IRアンテナ)が取り付けられており、妻面の昇降ステップもはしごになっています。
基本5両セットの構成がサハにIRアンテナがあるかないかの2種類(10両編成時に渋谷方に連結される8638F、8640FはサハにIRアンテナ付きで中央林間方に連結される8639Fと8641FはIR無し)あり、気づかないでIRアンテナ無しを購入してしまったため、後で8640FにはIRアンテナが必要だという事に気づき、銀河モデルの3Dパーツと手持ちのエッチング製のはしごを取り付け。


側面
側面です。床下機器は4136Cを使用。戸閉車側灯を交換。
8641Fのサハ8978も同じように戸閉車側灯を交換。妻面はIRアンテナが不要なのでM2車と同じになっています。

デハ0806
M2車デハ0806です。戸閉車側灯の交換を行っています。
デハ0700~、デハ0800~はそれぞれデハ8700~、デハ8800~の続番で製造両数が100両を超えたためそのまま番号を振ると番号が重複してしまうため、頭の8を0にして新たに付番する方式を取ったためこのようになっています。


側面
床下機器は4136Bを使用。蓄電池箱を1個撤去。

デハ8540
中央林間方先頭車デハ8540です。こちらは幌枠つきとなっていたのでトレジャータウンの5+5用幌を取り付け。

正面
行き先類は連結すれば目だないでしょうという事でBトレの物を使用。
デハ8640と同じく連結器はBMTNを位置を前にずらして搭載しています。ステップはデハ8641側を削っているのですが連結すると接触ギリギリなので今後加工していきたいと思います。
ライトユニットは搭載されていますが、こちらは連結したときに点灯させる必要がないので非点灯、台車非集電化にしています。連結側のデハ8641も同じ。


側面
側面です。

製作完了
写真では1編成ですが連結相手としてもう1編成(8641F)を製作しています。
子供のころに5+5の10両編成で田園都市線を走っていた時に何度か乗ったことがあり、思い入れが深かったので今回のキット販売に伴い製作しました。
今度はグラデ帯の8638Fや赤帯・大井町線運用時の8639Fなど作ってみたいですね。
車側灯を組み込む前提で組むなら旧型集電台車には2モーター、コアレス動力にはピポット台車じゃなきゃ走行に支障があるという事がよくわかりました。
台車集電板を抜いても1M9Tではちょっと辛いのでそのうち2M化してあげたいですね。特に勾配区間はつらかった。