今回は先日製作したデハ8254を組み込むための8027Fの製作を行いました。
改造する種車は鉄コレの東急8000系。一部軽量車体の中間車が含まれるためそれはGM完成品を組み込みます。

クハ8027
渋谷方先頭車クハ8027です。GMのレッドAで帯を塗装し、行先方向幕をGM製にした以外は特段改造は無し。渋谷方につきMG搭載です。

デハ8127
3号車です。加工点は無し。

デハ8264
4号車で軽量車となっていますので、GM完成品が赤帯付きの8500系中間車だったので再塗装しました。屋根肩も絶縁塗装が回っていないタイプの13次車なので、ここもGMステンレスシルバーで塗装。
ボディはスーパーファインシルバーで塗装。


側面
床下機器はGM製で山側の蓄電池箱を撤去。行先方向幕は10次車から大型の物になっています。

デハ8143
5号車です。本来はパンタ付きのデハ8100の車体を使用しますが、手持ちの種車の都合でデハ8200の物を流用しています。どこかで基本・増結・伊豆急8000系Bセットのどれかが手に入ればそれに入っている車両と振り替えたいですね。
元は新玉川線運転用に離線対策で2基パンタにされたデハ8100形で、後年下り方のパンタグラフは撤去されました。

屋根
撤去部はモールドでちゃんと表現されています。パンタ台やヒューズ箱取り付け台が残されていて、クーラーも車体中心寄りに移動しています。

デハ8214
6号車です。MGからSIV化が施されたので床下機器を並べ替えてSIVを搭載しました。
鉄コレではSIVではなく、MG、中間車は製品の都合上ついていませんが、その代わりにコンプレッサーや除湿装置、タンク類が2個ずつついている2コンプ使用となっています。


側面
山側(写真上)にはSIVインバーター、フィルタ装置箱を取り付け。
海側(写真下)にはトランス、SIV起動装置などを取り付け。主にGM製8500系床下機器C(4136C)を使っています。

デハ8128
7号車も改造点は無し。

クハ8028
桜木町方先頭車クハ8028です。赤帯にした以外は特に加工していません。

連結面(通常車体と軽量試作車)
2号車に軽量試作車デハ8254を連結しているため通常車体との違いを見ることができます。
銀色じゃ見えにくいですね(汗)。

連結面(通常車体と軽量車)
通常車体と軽量車体の違いも見ることができます。最初は軽量車もエコノミーキットから作ろうと画策しましたが、側面窓下のコルゲートの数がエコノミーキットの方が少なく、見た目が結構変わってしまうのでヤフオクで完成品の軽量車を落札し、塗装しました。

落成
8027Fは通常車体+軽量試作車+軽量車+元2パンタ車両と見た目がバラバラな車体が組み込まれた編成だったので作ってみたかったんです。
歌舞伎塗装になった8029Fも軽量試作車デハ8255を組み込み、軽量車も組み込んでいるのでいつか作ってみたいですが中間車の種車が集まるかどうか。
軽量車を加工して通常車体を作るのは大変そうだし、かといってエコノミーキットを組み込むと見た目が違うし、鉄コレは中々手に入らないし。
難しいですね。