今回は静岡鉄道で活躍する新型車両、A3000形のブリリアントオレンジイエローです。
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パッケージ
2018年に登場した第4編成で、自社の1000形を置き換えるために年2本ペースで計12本製造する予定となっています。
各編成ごとにカラーリングが異なり虹の7色をイメージしたそれぞれのカラーで7編成、残りの5編成は広告ラッピング車両となる予定です。
今回は第4編成のブリリアントオレンジイエローです。

商品情報

・2018年9月発売
・新静岡寄り先頭車クモハA3004と新清水寄り先頭車クハA3504の2両セット
・1箱3000円+税
・ユーザー取り付けパーツで無線アンテナ(A3504に使用)と信号炎管(両車)が付属
・動力化台車枠が付属
静岡レインボートレインズとして7色が発表されており、第4編成の3004編成のブリリアントオレンジイエローは、静岡県名産のみかんをイメージした黄色となっています。
新静岡駅改札内の待合室には7色のA3000形の模型が展示されています。

メーカー推奨パーツ

・動力ユニット TM-06R 18m級A
・走行化パーツ TT-04R
・パンタグラフ TOMIX 0284 C-PS27N

レビュー

〇新静岡寄り先頭車 クモハA3004
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クモハA3004
新静岡寄り先頭車のクモハA3004にはパンタグラフが搭載されています。
総合車両製作所で製造され、ドア上の幕板部分、ドア、窓周りの黒以外の車体部分は編成ごとにカラーリングが変わります。
車体はsustinaを採用され、1000形同様に正面は非貫通型を採用しています。

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正面
正面です。行き先表示器は普通 新清水が印刷済みとなり、車番も印刷されています。
左右の前照灯の間に細いパーツで尾灯も再現されていて、実車はここが光ることで笑っている口のように見えます。
スカートパーツも黄色に塗装され、車体に取り付けられています。
前照灯は最近普及しているLEDタイプを再現するために細かく穴が掘られています。
シャーシを外し、裏側から押すことでブラックフェイズ部分とガラスパーツが外すことができます。
運転台コンソールも再現されています。

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側面
側面です。ドア上とドアが白、窓周りが黒(車端部を除く)、それ以外の大半が黄色で塗装され、窓サッシ、ドア枠、車体裾は銀色で塗装されています。
床下機器はVVVFインバーター装置などの主制御器類がついています。
黄色は非常に明るいですね。

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表記類
表記は形式プレート(A3000)、車番、行き先表示、号車表記、車端コック表記、車イス・ベビーカーマーク、静岡レインボートレインズロゴが印刷済み。レインボートレインズロゴはインクジェット印刷です。
ドア枠や車体裾の銀色の塗装が奇麗に施されています

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妻面
妻面は拡幅型貫通路が採用されています。自社1000形と同じですね。
配管、はしごがモールドで表現されています。

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屋根
屋根には集中型クーラーを搭載。車端部からクーラー部にかけてビードが施され、屋根のヘリはランボードが一体化されています。

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信号炎管
ユーザー取り付けパーツの信号煙管です。こちらは2両とも取り付けます。
この角度からだと運転台パーツがよく見えます。運転台のキセも別パーツで表現され、非常に見栄えが良くなっています。
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パンタ部
屋根にはヒューズ箱が1個搭載。配管も本数が少なくとてもすっきりしています。
ビード部にかかる手すりのモールドが細かいですね。
塗装が改善されたのか、いつも塗装が回らず連結面の内側部分は赤や緑などの車体色が見えていましたが、この車両はないですね。

〇新清水寄り先頭車クハA3504
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クハA3504
新清水寄り先頭車クハA3504です。

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正面
変更点は車番のみ。

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側面
側面です。表記類はA3004と同じ。
床下機器はSIVやCPなどの補助機器類がついています。

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屋根
屋根です。妻側には無線アンテナを取り付けます。アンテナ周りは実車同様、ビードがなくなっています。

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無線アンテナ
A3504にはユーザー取り付けパーツとして無線アンテナがあります。

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1編成導入
こちらも同時期にGMから完成品で販売されており、先のカラー同様に鉄コレで揃えようと思い、こちらを購入しました。
色合いが実車と同じく非常に明るめで、とても目を惹きますね。
2019年中に第5、6編成の運行が開始され、GM、鉄コレどちらも製品化発表がありましたので、今後購入していきたいと思います。