今回は静岡鉄道で活躍する新型車両、A3000形のナチュラルグリーンです。

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パッケージ
2018年に登場した第3編成で、自社の1000形を置き換えるために年2本ペースで計12本製造する予定となっています。
各編成ごとにカラーリングが異なり虹の7色をイメージしたそれぞれのカラーで7編成、残りの5編成は広告ラッピング車両となる予定です。
今回は第3編成のナチュラルグリーンです。

商品情報

・2018年5月発売
・新静岡寄り先頭車クモハA3003と新清水寄り先頭車クハA3503の2両セット
・1箱3000円+税
・ユーザー取り付けパーツで無線アンテナ(A3503に使用)と信号炎管(両車)が付属
・動力化台車枠が付属
静岡レインボートレインズとして7色が発表されており、第3編成の3003編成のナチュラルグリーンは、静岡県名産のお茶をイメージした緑色となっています。
新静岡駅改札内の待合室には7色のA3000形の模型が展示されています。

メーカー推奨パーツ

・動力ユニット TM-06R 18m級A
・走行化パーツ TT-04R
・パンタグラフ TOMIX 0284 C-PS27N

レビュー

〇新静岡寄り先頭車 クモハA3003
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クモハA3003
新静岡寄り先頭車のクモハA3003にはパンタグラフが搭載されています。
総合車両製作所で製造され、ドア上の幕板部分、ドア、窓周りの黒以外の車体部分は編成ごとにカラーリングが変わります。
車体はsustinaを採用され、1000形同様に正面は非貫通型を採用しています。

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正面
正面です。行き先表示器は普通 新静岡が印刷済みとなり、車番も印刷されています。
左右の前照灯の間に細いパーツで尾灯も再現されていて、実車はここが光ることで笑っている口のように見えます。
スカートパーツも緑色に塗装され、車体に取り付けられています。
前照灯は最近普及しているLEDタイプを再現するために細かく穴が掘られています。
シャーシを外し、裏側から押すことでブラックフェイズ部分とガラスパーツが外すことができます。
運転台コンソールも再現されています。

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側面
側面です。ドア上とドアが白、窓周りが黒(車端部を除く)、それ以外の大半が緑色で塗装され、窓サッシ、ドア枠、車体裾は銀色で塗装されています。
床下機器はVVVFインバーター装置などの主制御器類がついています。
緑色は目に優しくて落ち着きますね。

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表記類
表記は形式プレート(A3000)、車番、行き先表示、号車表記、車端コック表記、車イス・ベビーカーマーク、静岡レインボートレインズロゴが印刷済み。レインボートレインズロゴはインクジェット印刷です。
ドア枠や車体裾の銀色の塗装が奇麗に施されています。

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妻面
妻面は拡幅型貫通路が採用されています。自社1000形と同じですね。
配管、はしごがモールドで表現されています。

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屋根
屋根には集中型クーラーを搭載。車端部からクーラー部にかけてビードが施され、屋根のヘリはランボードが一体化されています。

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パンタ部
屋根にはヒューズ箱が1個搭載。配管も本数が少なくとてもすっきりしています。
ビード部にかかる手すりのモールドが細かいですね。
銀は正面からしか吹かれていないため、横から見ると塗装が回りこんでいないのが見えてしまいます。

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信号炎管
ユーザー取り付けパーツの信号煙管です。こちらは2両とも取り付けます。
この角度からだと運転台パーツがよく見えます。運転台のキセも別パーツで表現され、非常に見栄えが良くなっています。

〇新清水寄り先頭車クハA3503
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クハA3503
新清水寄り先頭車クハA3503です。

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正面
変更点は車番のみ。

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側面
側面です。表記類はA3003と同じ。
床下機器はSIVやCPなどの補助機器類がついています。

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妻面
妻面は銘版類とA3003と違う位置にドアコックがモールドで表現されています。

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屋根
屋根です。妻側には無線アンテナを取り付けます。アンテナ周りは実車同様、ビードがなくなっています。

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無線アンテナ
A3503にはユーザー取り付けパーツとして無線アンテナがあります。

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1編成導入
こちらも同時期にGMから完成品で販売されており、先のカラー同様に鉄コレで揃えようと思い、こちらを購入しました。
水色や赤のように明るめの色合いではなく、落ち着いた緑色の車体もかっこよかったです。
今出ている4種のカラーの中で一番好きな色の編成です。