今回は阪神ジェットカー、5001形です。

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パッケージ
阪神ジェットカーは会社限定品のみでの登場のため、当時はあまり興味が無くて買いませんでしたが今になって興味がわいて購入したため、中々お高くつきました。

商品情報

・阪神電鉄限定品
・2013年10月発売
・先頭車+中間車の2両セット
・1箱2600円
・ユーザー取り付けパーツで無線アンテナが付属
・展示用レールが付属
・屋根を組み替えることで奇数車・偶数車を製作可能
日比谷公園での鉄道フェスティバルで先行販売され、後に主要駅や通販で販売されました。※台車枠は付属しません。

メーカー推奨パーツ

・動力ユニット TM-08R(20m級A)
・走行化パーツ TT-04R
動力化用台車枠は付属しないため、近似の物を使用する必要があります。
私はTM-12Rに付属するFS369台車の端をカットして使用しています。
パンタグラフはTOMIXの0258 PT4811Nが似ていると思いますのでそれを使用しています。

レビュー

〇梅田寄り先頭車5001形(奇数車)
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5001形(奇数車)
梅田寄りのパンタなし先頭車5001形(奇数車)です。
貫通幌付きの前面3枚窓の阪神標準車体で、行先方向幕を搭載した青胴車です。

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正面
窓上の前照灯パーツがクリアーパーツで、枠は銀色で塗装されています。
前面窓のHゴムは灰色で塗装され、ワイパーは印刷済み。
車番、行先方向幕はシール選択式となっています。幌枠も銀色で塗装されています。
角やおでこが丸みを帯びていて、貫通幌もついている阪神車らしい顔つきが表現されていると思います。

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側面
社紋は印刷済み。窓枠、くつずり、乗務員室扉の取っ手は銀色で塗装済み。
車番、行先方向幕はシール選択式です。たまに方向幕の下地の白がずれて印刷されています。
車端の車側灯もよく表現されています。方向幕周りは1段高くなっています。

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妻面
妻面は雨どい、手すりがモールドで表現されています。
窓枠のHゴムは灰色で塗装され、貫通幌と貫通扉の窓枠は銀色で塗装。貫通扉は淡緑色で塗装。
車番はステッカーを貼り付けます。

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屋根
屋根は運転台側が1段狭くなるところと屋根周りは雨どいが表現されています。
クーラーは分散式で運転台側のみ四角い箱型になっています。モールドはちょっと甘め。

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無線アンテナ
ユーザー取り付けパーツで土台が四角い無線アンテナパーツを取り付けます。

〇中間車5001形(偶数車)
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中間車5001形(偶数車)
パンタ付き中間車の5001形(偶数車)です。

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側面
表記類は先頭車と同じ。元々2両編成で使われ、後に運転台を撤去して2+2から4両固定編成となりましたので、鉄コレでもそれを表現されています。
製品のままの中間車は非パンタ側がそれに該当しており、連結面側は切妻ですが、運転台撤去部は形状がそのままで丸みを帯びた形となっています。
乗務員室扉を撤去して窓を1組追加しているので2連窓ではなくなっています。

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妻面(パンタ側)
パンタ側妻面は雨どい、手すりのほかに配管がモールド表現されています。
妻面窓を避けるように分岐して引かれている配管が特徴的。

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連結面(非パンタ側)
非パンタ側は運転台撤去車であり、手すりがモールド表現となっています。
前照灯、尾灯、方向幕をつければ見た目はもう先頭車になりますね。
室内パーツは中間車専用ではなく先頭車と共用のため、非パンタ側にも運転台が表現されています。

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屋根
屋根は連結面側にパンタグラフが搭載されています。パンタ配管は連結面に集中して配管されていて、ヒューズ箱が取り付けられています。運転台撤去側は先頭車と同じく一段狭くなっています。

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パンタ周り
パンタ周りです。

〇中間車5001形(奇数車)
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中間車5001形(奇数車)
パンタなし中間車5001形(奇数車)です。

〇神戸寄り先頭車5001形(偶数車)
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神戸寄り先頭車5001形(偶数車)
パンタあり先頭車の5001形(偶数車)です。
パンタなし中間車とパンタあり先頭車は製品の屋根を入れ替え、運転台側の箱型クーラーを入れ替え、車体を反転させて制作します。
妻面配管は製品上そのままとなります。

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1編成導入
高いクオリティの製品なんですが、台車枠が付属しないのが残念なところ。
阪神5500系より手前のジェットカーシリーズは台車枠が付属しないのが残念なんですよね。
TM-12Rから持ってこれるからいいけど、それ以外は台車枠を削って貼り付けるぐらいしかできませんね。
結構5001形は人気で4両揃えたときには8000円近くかかってしまいました。
5700系の増備で置き換わる前にまた乗りに行きたいですね。