今回は静岡鉄道の新型車両、A3000形パッションレッドです。

イメージ 1
パッケージ
2017年に登場した第2編成で、自社の1000形を置き換えるために年2本ペースで計12本製造する予定となっています。
各編成ごとにカラーリングが異なり虹の7色をイメージしたそれぞれのカラーで7編成、残りの5編成は広告ラッピング車両となる予定です。
今回は第2編成のパッションレッドです。

商品情報

・2017年9月発売
・新静岡寄り先頭車クモハA3002と新清水寄り先頭車クハA3502の2両セット
・1箱3000円+税
・ユーザー取り付けパーツで無線アンテナ(A3502に使用)と信号炎管(両車)が付属
・動力化台車枠と展示用レールが付属
静岡レインボートレインズとして7色が発表されており、第2編成の3002編成のパッションレッドは、静岡県名産の久能石垣いちごをイメージした赤色となっています。
新静岡駅改札内の待合室には7色のA3000形の模型が展示されています。

メーカー推奨パーツ

・動力ユニット TM-06R 18m級A
・走行化パーツ TT-04R
・パンタグラフ TOMIX 0284 C-PS27N

レビュー

〇新静岡寄り先頭車 クモハA3002
イメージ 2
クモハA3002
新静岡寄り先頭車のクモハA3002にはパンタグラフが搭載されています。
総合車両製作所で製造され、ドア上の幕板部分、ドア、窓周りの黒以外の車体部分は編成ごとにカラーリングが変わります。
車体はsustinaを採用され、1000形同様に正面は非貫通型を採用しています。

イメージ 3
正面
正面です。行き先表示器は普通 新清水が印刷済みとなり、車番も印刷されています。
左右の前照灯の間に細いパーツで尾灯も再現されています。実車はここが光ることで笑っている口のように見えます。
スカートパーツも赤色に塗装され、車体に取り付けられています。
前照灯は最近普及しているLEDタイプを再現するために細かく穴が掘られています。
シャーシを外し、裏側から推すことでブラックフェイズ部分とガラスパーツが外すことができます。

イメージ 4
分解
取り外すとこのようになります。標識灯は銀色で着色されています。表示器ベース部分とライト枠、運転台は黒色で塗装されています。

イメージ 5
イメージ 6
側面
側面です。ドア上とドアが白、窓周りが黒(車端部を除く)、それ以外の大半が赤色で塗装され、窓サッシ、ドア枠、車体裾は銀色で塗装されています。
床下機器はVVVFインバーター装置などの主制御器類がついています。

イメージ 7
イメージ 8
表記類
表記は形式プレート(A3000)、車番、行き先表示、号車表記、車端コック表記、車イス・ベビーカーマーク、静岡レインボートレインズロゴ が印刷済み。

イメージ 9
妻面
妻面は拡幅型貫通路が採用されています。自社1000形と同じですね。
配管、はしごがモールドで表現されています。

イメージ 10
屋根
屋根には集中型クーラーを搭載。車端部からクーラー部にかけてビードが施され、屋根のヘリはランボードが一体化されています。

イメージ 11
パンタ部
屋根にはヒューズ箱が1個搭載。配管も本数が少なくとてもすっきりしています。
ビード部にかかる手すりのモールドが細かいですね。
銀は正面からしか吹かれていないため、横から見ると塗装が回りこんでいないのが見えてしまいます。

イメージ 12
信号炎管
ユーザー取り付けパーツの信号煙管です。こちらは2両とも取り付けます。
この角度からだと運転台パーツがよく見えます。運転台のキセも別パーツで表現され、非常に見栄えが良くなっています。

〇新清水寄り先頭車クハA3502
イメージ 13
クハA3502
新清水寄り先頭車クハA3502です。めちゃぼやけてしまいました。

イメージ 14
正面
変更点は車番のみ。

イメージ 15
イメージ 16
側面
側面です。表記類はA3002と同じ。
床下機器はSIVやCPなどの補助機器類がついています。

イメージ 17
妻面
妻面は銘版類とA3002と違う位置にドアコックがモールドで表現されています。

イメージ 18
屋根
屋根です。妻側には無線アンテナを取り付けます。アンテナ周りは実車同様、ビードがないです。

イメージ 19
無線アンテナ
A3502にはユーザー取り付けパーツとして無線アンテナがあります。

イメージ 20
1編成導入
こちらも同時期にGMから完成品で販売されており、先のクリアブルー同様鉄コレで揃えようと思い、こちらを購入しました。
鉄コレでも表記類、塗装がきれいなのでなかなかいい製品だと思います。
今後、N化したいですね。

こちらが出たという事はBトレでの展開は見込めそうにない気がしますね。