今回は鉄コレの阪神5001形をベースに、晩年の5311形の併結相手の5131形5143-5144号車を作ってみました(屋根だけ)。
 

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種車の5001形
以前、5311形の鉄コレを買ったのですが、調べてみると4両しか作られなかった5311形2編成を繋いで運用していたようです。
晩年はどうだったかと調べると、本来は5500系登場により置き換えられる予定でした。
ですが、阪神・淡路大震災が発生し、他の普通車が被災して数両が廃車となったため、本来の計画より早く5500系を製造しましたが不足分を補充する事を優先したため置き換えが延期となりました。
復興が進むにつれ、5500系の増備が行われ5311ー5312号車が廃車となり、編成替えで5131形5143ー5144号車と組むようになり、5143-5144-5313ー5314という編成となり、2010年まで活躍しました。

5131形の床下機器も改造してみたかったですが中々情報が見つからず、まずは屋根の改造を行いました。
 

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屋根
ボディは5001形がそのまま使えるので改造せず。方向幕の印刷がずれていたのでシンナーで落としたぐらいです。
屋根はパンタ付き屋根を改造するのですが、5001形の屋根は梅田寄りにパンタグラフが搭載されており、5144号車は神戸寄りに搭載されているため、屋根の反転が必要になります。
そのまま反転しても屋根配管が神戸寄りに向いてしまい、実車が通りにするには配管を梅田寄りにする必要があります。
何か簡単な加工でできる方法は無いかと調べてみると、5311形の5311の屋根を使うと加工が簡単と作例でも書いてありましたので早速用意しました。
上が5001形の屋根で下が5311形の屋根です。
クーラーの配列や形状が一緒ですが、屋根延長の加工が必要です。
なお屋根をはずした5311形のボディは先に購入した5313号車の塗装状態が良くなかったので差し替えました。
 

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延長加工
約2mm程延長し、形状を合わせて加工。
5131形は4連固定化の時に連結面に来た運転台部分は機器撤去を行って中間車化をしたんですよね。
屋根の形状は運転台が着いていたときと同じ形状です。
 

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連結面
5144ー5313号車の連結面はこうなっているのが特徴的です。
2基のパンタグラフが近い間隔で搭載されているのが特徴的ですね。
これがやりたかったんです。

今年の更新はこれで終了。