今回は阪神ジェットカー5500系のリノベーション車です。

パッケージ
商品情報
・阪神電鉄限定品
・2018年10月発売
(10月6、7日開催の第25回鉄道フェスティバルにて先行販売、10月27日より梅田・尼崎・甲子園・御影・神戸三宮・新開地駅の各駅長室、オンラインショップ鉄道甲子園、ジョーシンスーパーキッズランド本店、ジョーシン三宮1ばん館スーパーキッズランドで販売。)
・先頭車1両+中間車1両の2両セット
・1箱3600円
・ユーザー取り付けパーツで無線アンテナ、動力化用台車枠が付属
鉄コレにて原色とリニューアル車が同時発売されました。日比谷公園での鉄道フェスティバルでは原色が600個、リニューアル車が1200個限定で先行販売されました。
メーカー推奨パーツ
・動力ユニット TM-12R 19m級A
・走行化パーツ TT-04R
・パンタグラフ TOMIX 0258 PT-4811N
レビュー
〇先頭車

先頭車
Mc1 5500奇数車(大阪梅田寄り)/Mc2 5500偶数車(新開地寄り)先頭車で、表記類はぎゅっとマーク以外はステッカー式となっています。
登場から20年以上経過し、後継の5700系が登場したので外装の新塗装化、5700系で採用された半自動ドアスイッチの取り付け、扉上の液晶モニターの案内表示器の取り付け、内装を5700系に準じたものに交換するリニューアル工事が施工されました。
パンタグラフや制御装置はそのままとなっています。

正面
塗り分けは9000系や1000系のようにブラックアウト部分が貫通扉と尾灯下まで延長され、下部は車体全周にかけて灰色で塗装されています。青色はり旧塗装より濃い青色が採用されています。
貫通扉枠、前照灯、尾灯枠が銀色で塗装されており、貫通扉枠が銀色に塗装されたため旧塗装より締まった印象を受けます。
行き先、種別表示器、車番はステッカーを貼り付け、ぎゅっとマークは印刷済みとなっています。


側面
側面は車体下部まで濃い青色の塗装が延長され、裾部分はドアと同じ灰色で塗装されています。
客用ドア下のくつずりは視認性向上の青色で塗装され、乗務員扉の窓サッシとくつずり、開閉可能部の窓サッシは銀色で塗装。
その他窓サッシは黒色で塗装されています。
車番(大)、社紋、行き先表示はステッカーを貼り付け。


表記類
車イス、ベビーカーマーク、半自動ドアスイッチは印刷済み。塗装はちょっと甘いところがあります。

妻面
妻面です。妻面は窓サッシ、貫通扉の窓枠が銀色で塗装され、貫通扉もクリーム色で塗り分けられています。
雨どい、手すり、幌枠がモールドで表現され、塗装も塗り分けられていて結構細かく作られていますね。
左側に車番(小)を貼り付け。

無線アンテナ
ユーザー取り付けパーツで台座付きの無線アンテナが付属しています。
こう見ると、窓枠周りは黒で塗っておいた方がかっこよくなりそうです。

屋根
屋根は独特の形をしていて、屋根周りには雨どいが設置されていて、全周にわたってビード表現が施されています。
クーラーは別パーツ化され、端部はクリーム色に塗り分けられています。
〇中間車

中間車
M1 5600奇数車(大阪梅田寄り)/M2 5600偶数車(新開地寄り)の中間車で、パンタグラフは大阪梅田寄りに向くように組み込みます。
今までの車両はユニットを背合わせにして組んでいたため1ユニットが大阪梅田寄りに、もう1ユニットが新開地寄りにパンタグラフが向くように編成を組んでいましたが、5500系は大阪寄りに向くように編成を組むようになりました


側面
側面です。塗装類は先頭車と同じ塗り分けが施され、車番(大)は奇数車が新開地寄りで偶数車が大阪梅田寄りに、社紋は奇数車が大阪梅田寄りで偶数車が新開地寄りに貼り付けます。
車椅子、ベビーカーマークステッカーは新開地寄りに印刷済み。

妻面(大阪梅田寄り)
こちら側はパンタ配管もあるため、他の妻面よりボリュームがあります。

妻面(新開地寄り)
こちらは非パンタ側なのですっきりしています。どちらの妻面も向かって左側窓下に車番(小)を貼り付けます。

妻面(新開地寄り)
こちらは非パンタ側なのですっきりしています。どちらの妻面も向かって左側窓下に車番(小)を貼り付けます。

パンタグラフ
パンタグラフは下枠交差式が取り付けられ、ヒューズ箱が別パーツで取り付けられています。

1編成導入
実車が登場し、GM完成品で登場すると思いきや先に鉄コレにて製品化されました。
リニューアル前の旧塗装と一緒に購入しました。床下機器類は先に販売された5700系と同じものとなっています。
リニューアルして塗装が濃く、デザインも変わったため見た目が非常に変わりましたね。
1回乗ることができているので、この製品化はうれしかったです。
また近いうちに乗りに行きたいですね~。これを機に他の青胴車を集めていこうかな?
塗装がちょっと甘いところが残念なところではありますが、行き先表示類が豊富に収録されていてGOODでございます。