今回は総武流山電鉄(現・流鉄)で活躍していた1300形あかぎ号です。

パッケージ
西武鉄道から551系を譲渡され、改造を施されて2両編成の1300形として活躍した1300形が製品化されました。
商品情報
・2014年5月発売
・クモハ1301+クハ71の2両セット
・1箱2600円+税
・動力化台車枠、展示用レールが付属
総武流山電鉄の在来車を置き換えるべく西武鉄道から譲渡された車両で、501系をベースとした3両編成の1200形と551系をベースとした2両編成の1200形・1300形のグループがあり、今回は1300形が製品化されました。
(同じ551系ベースでも、なの花号は3両編成の1200形と電動車の向きが同じのため1200形に区分され、この1300形は向きが逆になっているため1300形となりました。)
メーカー推奨パーツ
・動力ユニット TM-17 20m級B2
・走行化パーツ TT-04R
・パンタグラフ TOMIX 0230 PS16Pパンタグラフ
レビュー
〇流山寄り先頭車クモハ1301

クモハ1301
流山寄り先頭車クモハ1301です。種車はクモハ558号車。
他の1200形はTR25Bや25CやTR11A台車を使用していますが、1300形は西武時代から使っているFS40台車を使用しています。

正面
愛称板(あかぎ)、行き先表示(流山)が印刷済み。
ワイパーと窓サッシはガラスパーツに印刷され、Hゴムは黒で塗装されています。
前照灯は2灯シールドビームで枠は銀色に着色。尾灯はクリアパーツとなっています。


側面
総武流山電鉄の車両は各編成ごとに愛称がつけられ、またカラーリングも異なっていて、このあかぎ号は赤にクリーム色の帯が塗られています。
帯の塗装もきれいでSのように塗装されているのはカッコいいですね。窓サッシはクリーム色がかかる部分はクリームに色に塗装されています。細かい。
車端に検査表記対が印刷されています。


表記類
乗務員室扉と社紋、形式と車番が印刷されています。社紋・形式・車番の表記の仕方は西武鉄道と同じ配置です。
Hゴムは黒く塗装され、窓サッシは赤(一部クリーム)で扉の窓枠とくつずりは銀色で塗装されています。

妻面
妻面にも帯が回り、屋根上に登るはしごがモールドで表現されています。

屋根
屋根は運転台側にパンタグラフが取り付けられ、クローブ型ベンチレーターが取り付けられています。
運転台側にも塗装が回っています。

パンタ周り
パンタ周りはこのようになっています
〇馬橋寄り先頭車クハ71

クハ71
馬橋寄り先頭車クハ71です。
電動車の向きを統一して台車を履きかえれば1200形として活躍していたんでしょうね。

正面
正面です。クモハ1301と同じ印刷が施されています。クモハ1301同様、正面には
車番がないんですね。


側面
車番、社紋、形式、表記類が印刷済み。

妻面
クハ71にははしごがないんですね。

屋根
屋根です。

2両編成1本導入
購入したきっかけはこれを一畑電鉄90系に改造するためです。
一畑電鉄も西武鉄道から譲渡された車両があり、80系は451系を2両編成で、90系は551系を2両編成で、90系デハ60形は551系を両運転台に改造した車両としてそれぞれ入線していて、鉄コレで90系が製品化されていないため今回製作するために購入しました。
塗装変更と足回りの交換をしようと思っています。