今回は豊橋鉄道で活躍する元・東急7200系だった1800系です。

パッケージ
豊橋鉄道導入当初のカラーリングで発売され、モデルは1802編成となっています。
商品情報
・2013年発売。
・一般販売品
・三河田原寄り先頭車モ1802+中間車化先頭車モ1812+新豊橋寄り先頭車ク2802の3両セット。
・1箱3600円+税
・動力化用台車枠と展示用レールとユーザー取り付けパーツとしてL字無線アンテナ(モ1802とク2802で使用)が付属。
後に発売されたBセットのはまぼう色もこの1802編成となっています。
メーカー推奨パーツ
・動力ユニット 18m級A TM-06(現在はTM-06R)
・走行化パーツ TT-03(現在はTT-03R)
・パンタグラフ TOMIX 0238 PG16
レビュー
三河田原寄り先頭車モ1802

モ1802
三河田原寄り先頭車のモ1802です。元・東急デハ7200で、モデルは日立車です。
冷房化後に譲渡されているので屋根上は分散型冷房装置とランボードが取り付けられています。
登場当初の赤に近いオレンジ色+グレードアのカラーリングとなっています。

正面
正面です。ロゴ、車番、三河田原の行き先表示が印刷されています。黒Hゴムで窓にワイパーが印刷済み。
豊橋鉄道に来てからは車体の半分から下が編成ごとに異なるカラーでラッピングされていました。
ライトユニットは貫通扉と一体となっており、一緒に取り外すことができます。レンズパーツは窓ガラスと一体でクリアーパーツとなっています。


側面
側面です。ドアはグレー、窓周りはオレンジ色に塗装され、車番、ロゴ、優先席表示が印刷されています。
床下機器はCP、抵抗器、主制御器などが取り付けられています。


表記類
乗務員室表記、車番、社名ロゴ、シルバーシート、優先席が印刷済み。車端ドアコック表記も印刷されています。
よく見ると台車上などにジャッキ上げ部分も印刷されています。

屋根
屋根は分散型クーラー、ランボード、パンタグラフ、ヒューズ箱が別パーツで取り付けられています。
無線アンテナはユーザー取り付けパーツです。

アンテナ
ピンバイスで穴あけをして、ちょっと接着剤を使って取り付けています。ク2802にも同じ加工をします。

パンタ周り
パンタ周りはこのようになっています。

妻面
妻面は中間車が先頭車から改造された車両の元運転台側と連結するため、貫通路の幅を狭めるためのアダプターを取り付けたタイプとなっています。検査表記が印刷されています。
中間車モ1812

モ1812
中間車モ1812です。元・デハ7200形で、東急時代も中間車代用で組み込まれて活躍していたこともありますが、豊橋鉄道に来てからは外観はそのままで、運転台を撤去されて完全に中間車として組み込まれています。

正面
正面です。中間車になっているので貫通扉はなく、貫通幌がついています。構造はほかの先頭車と同じく、幌部分はライトユニットと一体となっているので同じように分解できます。
この部分は先頭に出ないので表記類はなし。方向幕も白幕。


側面
側面です。元運転台部分を除いて、塗装、床下機器、屋根上機器も同じ。
この車両には弱冷房車表記が印刷されています。


表記類
他の車両の表記に加え、弱冷房車表記が追加されています。

妻面
妻面は幅が広い貫通路となっています。こちらは妻面同士連結するのでアダプターは無し。検査表記が印刷されています。
三河田原寄り先頭車ク2802

ク2802
三河田原寄り先頭車ク2802です。元・クハ7500です。

正面
正面です。車番以外は表記類の印刷はモ1802と同じ。


側面
側面です。表記類の配置はモ1802と同じ。
台車はPⅢ台車ではなく、東急8000系廃車発生品を改造したTS-815T(製品の形状はTS-807と同じ)が取り付けられています。

妻面
妻面です。検査表記が印刷済み。

屋根
ユーザー取り付けパーツの無線アンテナを取り付けています。

1編成導入
前々から欲しかったやつですが、このまま使うか、はてまた前回のはまぼう編成のように銀一色に塗り直して7200系として再生するか、迷っております。
方向幕なしの中間車が製品化されていればいいのですが、なのはな編成は方向幕あり、7600系にするにしても先頭車は方向幕ありの物を用意しなければならないため、どうするか迷っています。