今回は日比谷線直通用で使われていた2000系です。

パッケージ
1961年から1971年にかけて製造され、営団地下鉄日比谷線と相互直通運転をするための車両として活躍し、当初は4両編成、後に8両編成となり1993年まで活躍。その後20000系登場により置き換え。
後年増備された中間車は2080系として改造されて支線で活躍しました。
製品情報
・2017年8月発売
・基本4両セットはモハ2103-モハ2203-モハ2303-モハ2403を封入
・増結4用セットはモハ2353-モハ2253-モハ2553-モハ2653を封入
・各6000円+税
・動力化用台車枠と展示用レールが付属。
メーカー推奨パーツ
・動力ユニット 18m級A TM-06R
・走行化パーツ TT-04R(黒)
・パンタグラフ TOMIX 0250 PT-4212-S
レビュー
〇浅草・中目黒寄り先頭車 モハ2103

モハ2103
浅草・中目黒寄り先頭車モハ2103です。
乗り入れ先の車両の営団3000系、東急7000系と同じく全電動車方式を採用しています。
車体は18m級で普通鋼を採用。

正面
正面は運転台側に補強板がつけられ、誘導無線アンテナが孫わきに取り付けられています。
正面のデザインはのちに登場する6000系や8000系にも受け継がれました。
前照灯と尾灯はクリアーパーツで、ライトリムが銀色で塗装されています。
行先方向幕は竹ノ塚が印刷済み。ステッカーによる選択方式ですので他にも選べます。運行番号表示器も同じ。


側面
側面です。主抵抗器や盛漁期類が取り付けられています。後年のセイジクリーム一色なので、凹凸のないボディ、冷房もついていないので非常にすっきりしています。


表記類
地下鉄線直通表記、車番、乗務員室扉表記が印刷済み。乗務員室扉周りは手すりが銀色で塗装され、窓サッシ、ドア窓のHゴムが印刷済み。
パンタグラフは避雷器、ランボード、ヒューズ箱が別パーツとなっています。
列車無線アンテナはユーザー取り付けパーツとなっています。

妻面
妻面は配管ありで貫通路は幅広です。


パンタ周り
パンタ周りです。

屋根
非冷房車のため、屋根にモニターを設置しています。
〇モハ2203

モハ2203
基本セットに入っているパンタなし中間車モハ2203です。


側面
側面です。お好みでシルバーシートステッカーを貼るようになっています。


浅草寄り妻面(左) 北千住寄り妻面(右)
浅草寄りには手すりがモールド表現されています。

屋根
屋根です。
〇モハ2303

モハ2303
基本セットに入っているモハ2303です。


側面
側面です。モハ2103の運転台部分以外はほぼ一緒。


浅草寄り妻面(左) 北千住寄り妻面(右)
妻面です。

屋根
屋根です。
〇北千住寄り先頭車モハ2403

モハ2403
モハ2403です。

正面
正面はモハ2103と同じ。


側面
側面はモハ2203と運転台部分を除いて一緒。

妻面
妻面には手すりがついています。

屋根
屋根です。
〇モハ2353

モハ2353
増結セットに入っているパンタ付き中間車モハ2353です。
〇モハ2253

モハ2253
増結セットに入っているパンタなし中間車モハ2253です。
〇モハ2553

モハ2553
増結セットに入っているパンタ付き中間車モハ2553です。
〇モハ2653

モハ2653
増結セットに入っているパンタなし中間車モハ2653です。

妻面
基本セットの車両が左で増結セットの車両は右です。
増備車はユニット間で風の吹き抜けを防止するために貫通扉の設置が行われたため、貫通路が幅狭になっています。窓の大きさも異なっているのがわかりますね。

妻面
左が基本セットで右が増結セット。
増結セットのパンタなし中間車には浅草寄りに貫通扉が設置されています。そのため窓の大きさや種類が異なり、扉点検用の蓋も取り付けられています。

8両編成導入
KATOのレジェンドコレクション東急7000系を購入してから一緒に走らせる相手として気になっていましたが、今回購入する運びとなりました。
東武車のスケールモデルを導入するのは今回が初めてです。個人的に8000系や8000系更新車をちょっと集めたいところではありますが、他にに欲しくなってしまいそうなので我慢しています。
登場当初の地下鉄直通用車両として識別するためにインタナーナショナルオレンジとロイヤルベージュをまとっていた頃があったとは知りませんでした。
そちらのころも製品化されるとちょっとうれしいですね。
今度は営団3000系を導入することを目指そう。