今回はGMエコノミーキットの103系を使い、かつて横浜線で走っていたカマ72編成を作ってみようと思います。
 
カマ72編成は各車両区から転配されてきた車両で組成された編成で、両先頭車はスカイブルー、モハユニットのうち1組はエメラルドグリーン、もう1組はウグイスまたはスカイブルー、サハはオレンジと時期によって組み合わせは異なりますが、最大4色で混用されていた時期があります。
今回は4色で走っていた時をモデルにして作ってみようと思います。
 
当初は7両とも初期車の編成を作ろうと製作にかかっていましたが、103系初期車のキットが101系と共用のキットのため、屋根と妻板の配管が異なるので引き直しが必要となり、エッチングパーツを買ってきていたのですが技術力がないのでいきなり2両施工となると大変なので、実験もかねて初期車が1ユニット入っているカマ72編成に路線変更しました。
 
イメージ 1
103系初期車
過去に101系を作っていたけど完成させることができなかった3両のうち2両を転用して作ろうとしていた103系7両編成。四角く組んで屋根の傷を取るために研磨したところまでで終わっていた車両をさらに転用します。
一部車両は屋根の穴を埋め直しています。
 
イメージ 2
配管中
手すり類も撤去し、0.3㎜真鍮線で主線の配管を行い、カギ外し、作用管類はバルディのカギ外しセットなどを取り付け。配管押さえや土台はBONAの物を取り付け。
 
イメージ 3
モハ103
103系になるとモハは側面に主電動機冷却用の通風器が付きますので、BONAのGMEVOキット用エッチングパーツを貼り付け。ボディに小さい穴を開けて裏から瞬着を流しています。
 
イメージ 4
側面
コック蓋が製品では再現されていないのでBONAの物を取り付け。通風機と同じくボディに穴を開けて裏から瞬着を流しています。
モデルにした車両は初期車で側面方向幕が後に追加された車両のため、トレジャータウンの国電行き先セットパーツから方向幕枠を貼り付け。
 
イメージ 5
パイピング
配管類はこのようになりました。
避雷器台座もトレジャーの物を取り付け。雰囲気が出ればいいんです。手すりも植えています。
 
イメージ 6
モハ102
モハ102です。
 
イメージ 7
側面
エッチングパーツ類の取り付け方は一緒。モハ102は車両によってMG冷却用の通風器の有無があり、よくわかんなかったんでとりあえず追加しておきました。
 
イメージ 8
サハ103
サハ103です。
 
イメージ 9
ドア
モデルにした車両がドア窓がHゴム支持ではなく、金属押さえになっているのでHゴムモールドを削りました。
この後下塗りをしてまた修正をかけました。
 
今日はここまで。