今回は鉄道コレクション5弾から、長野電鉄2000系です。

パッケージ
商品情報
・2007年10月発売
・鉄道コレクション5弾にて登場。
・全10種+シークレット1種
富士急行 モハ3101、モハ3102
秩父鉄道 デハ301、デハ302
長野電鉄 モハ2001、サハ2051、モハ2002
阪神電気鉄道 3003
高松琴平電気鉄道 1062
えちぜん鉄道 MC2204
の10種類+シークレット1種類です。
・1箱600円+税
・展示用レール、動力化台車枠が付属
今回の長野電鉄2000系は非冷房、りんご塗装のA編成がラインナップされました。
推奨パーツ
・動力ユニット 18m級A TM-06(現:TM-06R)
・走行化パーツ TT-04(グレー 現:TT-04R)
・パンタグラフ TOMIX 0230 PS16P
その後に発売された3両セットでは動力ユニットが18m級A(TM-06)から19m級A(TM-12)に変更されました。
レビュー
〇湯田中寄り先頭車モハ2001

モハ2001
モハ2001です。スカートなし、非冷房、カラーリングは赤+クリームの通称りんご塗装です。

正面
色合い的に見えにくいですが、正面から見て右上に車番が印刷済み。
Hゴムはグレー、ワイパーはクリーム、前照灯は銀色で着色されています。前照灯はシールドビームではなく白熱灯となっています。
尾灯は赤で塗装されています。
当時製造していた名鉄5000系のイメージを色濃く受け継いだ車両で、流行に乗って正面デザインは2枚窓のいわゆる湘南電車スタイルとなっています。


側面
側面です。車番、社紋、NERロゴが印刷済みとなっています。
窓の2段サッシ、非ユニット窓、客用扉の位置などは名鉄5000系を受け継いでいます。
製品でも非ユニット窓となっており、後年発売された2000系と形状が異なっています。
非冷房車なので冷房は搭載されておらず、ファンデリアを搭載するためにモニター(二重屋根)が設置され、屋根が一段高くなっています。


側面表記
奇麗に印刷されています。

妻面
妻面です。扉以外の窓にはガラスパーツが入れられています。
配管、手すりがモールドされています。

屋根
屋根はパンタ周り以外何もついていないのですっきりしています。
〇中間車サハ2051

サハ2051
編成中間に入るサハ2051です。登場当初はサハ抜きの2両でも運行できる設計だったそうですが、冷房化の際に電源装置を搭載したためサハ抜きは出来なくなったそうです。


側面
側面です。車番、社紋、ロゴが印刷済み。

妻面
妻面はどちらの向きも同じ形状。手すりがモールドで表現されています。

屋根
屋根はモニターのみ装備なので平滑です。
〇長野寄り先頭車モハ2002

モハ2002
長野寄り先頭車モハ2002です。

正面
正面です。基本的なものはモハ2001と同じですが、こちらは尾灯が銀色で塗装されています。
製品の仕様なのか、エラーなのか、よくわかりません。仕様だとしたらこちらが進行方向の先頭車になるという事だと思います。


側面
表記類は印刷済み。床下機器はサハ2051と似たような配列となっています。

妻面
妻面です。

屋根
屋根はモハ2001と同様、パンタ以外設置されているものはないのですっきりしています。

1編成購入
ずっと前に先頭車2両だけバラで入手したのですが、購入当時サハが手に入らず、手放してしまいました。
海老名のポポンデッタで安くそろえられたのでよかったです。
方向幕やHMがない、登場時の姿もなかなかいいですね。
今後動力化を検討しています。
塗装は製造当時のクオリティか、ちょっとずれていたりしていますが、そこはご愛嬌ですね。