今回は熊本電鉄で活躍する元・都営交通三田線の6000形(くまモンラッピング)です。

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パッケージ

商品情報

・2015年6月発売
・1箱3000円+税
・動力化用台車枠(6228A号車タイプのものが付属)+展示用レールが付属
御代志寄り先頭車6221ef(川崎重工製efWING台車搭載車両)と藤崎宮前寄り先頭車6228Aの2両セット。
台車枠はefWINGではなく、6228A号車に着く通常のKD-70形台車枠が付属。
2014年に6221A号車の台車を川崎重工製のCFRP台車(efWING)に交換し、外装を黒をベースとしたカラーリング、くまモンラッピングを施された姿で販売されました。

推奨パーツ

・動力ユニット 20m級A TM-08R
・走行化パーツ TT-04R(グレー)
・パンタグラフ TOMIX 0238 PG16

レビュー

御代志寄り先頭車6221ef
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6221ef
御代志寄り先頭車6221efです。都営時代は三田寄りの先頭車でした。パンタグラフが搭載されていて、譲渡の際にスカートの設置やワンマン機器の追加、600V降圧化改造などが行われました。
2014年に既存の台車を川崎重工製のCFRP製(炭素繊維強化プラスチック)台車efWINGという新形台車に交換しました。外観は今までの台車と異なり、結構かっこいい台車となっています。
それに伴い外装のデザイン変更、ラッピングが行われました。

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正面
行き先表示は御代志、運行番号表示器だった部分にはワンマン表記が、種別表示にはefWINGが印刷されています。
正面には笑っているくまモンが大きく印刷されています。正面の黒い部分はすべて特殊印刷で表現されています。
ライトユニットはそれぞれクリアーパーツが使用されています。
ここまで正面に黒色や暗灰色を使った車両はめずらいいのではないでしょうか?

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側面
側面です。床下機器は断流器や主制御器、抵抗器が取り付けられています。

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ラッピング
ドア横の表示機、窓上のワンマン表記はステッカーによる表現。ワンマン表記は窓上ではなく、車番と黒帯の間に貼り付けるのが正規ですね。乗務員室扉表記、黒地に赤文字の車番、車外スピーカー、黒帯に赤文字のefWINGが印刷され、ドアも暗灰色の塗装となり各ドアにくまモンが印刷されています。
印刷の仕上がりは結構いいですね。

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efWING台車
新規製作されたefWING台車です。専用品を作るというのも力が入っていますね。
バネカバーがない状態で製品化されているそうです。バネカバー付きだったら赤く色差ししてみようと思ったんですけどね~。
他に形状変更されたものが熊電01系、JR四国7200系(国鉄121系を更新した車両)に搭載されています。

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妻面
検査表記とベルが印刷済みとなっています。車内は赤系統の部品が取り付けられています。

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パンタ周り
屋根上にはヒューズボックスが取り付けられています。

藤崎宮前寄り先頭車6228A

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6228A
藤崎宮前寄り先頭車の6228Aです。
こちらはefWINGではなく通常のKD-70形台車を履いています。

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正面
表記類の印刷は同じですが、こちらのくまモンは通常顔となっています。

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側面
側面です。表記類、ステッカーは一緒。床下機器はコンプレッサーやSIVが取り付けられています。
車番表記が銀地に青文字の通常タイプとなっています。

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妻面
ベルと検査表記が印刷済み。車内は灰色系の部品が使われています。

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1編成導入
efWINGが搭載され、全面にくまモンのラッピングが施された車両で一躍知名度が上がったこの編成、結構出来はいいです。
今後、営団03系が導入されて置き換えがすすむそうなので、近いうちに乗りに行けたらなと思っています。