2017年最後のBトレネタは水戸岡鋭治シリーズの一つ、883系ソニック(リニューアル車)です。

パッケージ
商品情報
・一般販売品
・先頭車1両+サハ883形1両+モハ883-100形1両+モハ883-200形1両の4両セット。
・1箱5184円+税
・NEW SGシャーシ採用
ついに883系ソニックが製品化されました。今回はリニューアル後の濃いメタリックブルー塗装となっています。
先頭車はクロハ882形またはクモハ883形のどちらか1両を選択して製作可能。サハ883はおまけパーツを使うことでサハ883-0形、サハ883-100(200)形も製作可能。
前面パネルは3種類付属。1~4次車の作り分けが可能です。
組立レビュー
まずは先頭車

使用部品(1号車 クロハ882)
クロハ882形の使用部品です。側面板とガラスパーツ、妻板を変えることでクモハ883形が製作可能です。

使用部品(7号車 クモハ883)
クモハ883形で使用する部品です。

屋根
屋根はクーラーが別パーツとなっています。メタリックブルー、黒塗装がきっちり塗られています。

クーラーパーツ
クーラーパーツは2個使用。アンダーゲート処理ではなく、通常の切り離しとなるので切り口がちょっと見えます。
キットには確か6個ぐらい付属していたような気がします。

ガラスパーツ、ダミーカプラー、妻板、台車レリーフ
ガラスパーツは別パーツとなっています。連結器カバー付きのダミーカプラーパーツはスカートと一体となった前面パーツに取り付けます。
妻板はクロハ882が窓あり・銘版あり(表記A)を使用します。キットに1個付属。

妻板(クモハ883)
クモハ883側では窓なし・銘版あり(表記D)を使用します。キットに1個付属。

前面パーツとセンターパネルパーツ
前面パーツは複雑な形状となっていてこれにガラスパーツ、ダミーカプラー、センターパネルを取り付けます。ライトユニット類が塗装され、取り付けたセンターパネルの隙間やライトカバーからライト類が見えるように作られています。これはすごいね。
センターパネルは左から1次車、2次車、3~4次車の3種類が各1枚ずつ付属。

完成した先頭車(1号車 クロハ882)
完成したクロハ882です。メタリックブルーの塗装がものすごくきれいで、メカニカルなデザインも相まってものすごくカッコいいです。

完成した先頭車(7号車 クモハ883)
こちらはクモハ883です。

正面(1次車)
1次車正面です。ライトカバーからライトユニットが、真ん中と下部の穴からフォグランプが見えます(写真では全然見えておりません、申し訳ありません。)

正面(2次車)
2次車の正面です。真ん中の穴はスリットとなりました。これは2次車Ao3編成のみとなっています。

正面(3次車)
3次車の正面です。1次車で穴だった部分はSマークとなりました。
実車のようにパネルを交換することで各車作り分けが可能となっています。
ごつめのスカートもカッコいいなぁ。パネルラインがうまくパーツの分割線となるようにうまく作られています。これはすごく工夫されていますね~。


側面(1号車 クロハ882)
クロハ882の側面です。先頭部のパネルライン、ビードボディが細かく表現されています。
水戸岡シリーズのどの車両も表記類が多く、Bトレでも全部ステッカーとなるため、細かいのもあって切り貼りに時間がかかってしまいました。
でもカッコいいです。


側面(7号車 クモハ883)
クモハ883の側面です。こちらは窓割が変わっています。扉位置も変更となっています。

屋根
組み合わせるとこのようになります。
次はパンタあり中間車

使用部品(2号車 サハ883-200・4号車 サハ883-100)
パンタあり中間車サハ883-200、100で使用する部品です。側面板、ガラスパーツはキットに3両分付属、パンタあり屋根は2枚付属。

妻板
使用する妻板は左が窓あり・銘版なし(表記B)で右が窓なし・銘版あり・手すりあり(表記E)です。キットに各3枚ずつ付属。

側面
側面板は2、4、5号車共通備品で、ステッカーを貼り換えることで作り分けることになります。

ガラスパーツ
ガラスパーツは2、4、5、6号車共通部品で、2、4、5号車は矢印部分が側面板と干渉するため、切り離します。

カット後
このようにカットします。ガイドがあるので切りやすいです。

完成したパンタあり中間車(サハ883-200、100形)
完成したサハ883-200、100形です。2号車がサハ883-200形、4号車がサハ883-100形となります。

側面(共通)
こちら側の側面は2、4号車ともに共通デザインです。号車表記、車番以外は一緒です。

側面(2号車)
2号車のサハ883-200は小窓ステッカーを貼り付け。

側面(4号車)
4号車のサハ883-100は大窓ステッカーを貼り付け。

屋根
2、4、5号車共通の組み合わせです。交流機器が細かくモールドされております。

使用部品(6号車)
6号車サハ883-0の使用部品です。側面板が違うだけで一緒。妻板はほかのサハ883と同じ。

完成したパンタあり中間車(6号車 サハ883-0)
完成したサハ883-0です。この車両は乗務員室扉がついている車両です。


側面
側面です。このようになります。
次はパンタなし中間車

使用部品(3号車 モハ883-200)
3号車の使用部品です。こちらは大きなSONICロゴが入る車両で、側面の窓割が大幅に変わっています。

妻板
妻板は左が表記Bで右が窓なし・銘版あり・パネル無し(表記C)です。表記Cはキットに1枚付属。

側面板
3号車の側面板は窓割が大きく変わっています。ガラスパーツも専用品です。

完成したパンタなし中間車(3号車 モハ883-200)
完成したモハ883-200です。


側面
大きなSONICのロゴが入ります。とても目立ちますね。

屋根
パンタなしの屋根はキットに1枚付属。

使用部品(5号車 モハ883-100)
5号車モハ883の使用部品です。2、4号車との違いは屋根パーツと妻板がEからCに変更になっています。

完成したパンタなし中間車(5号車 モハ883-100)
完成したモハ883-100です。


側面
側面です。こちらには黒い窓ステッカーは貼り付けません。

1編成製作
発売前から気になっていましたが値段が高く、1編成で1万円を超えるので様子見をしていましたが、気が付いたらなくなりかけていたので購入しました。
元々九州の883系や787系のようなメカニカルなデザインの車両が好きだったため、製品化されたのはとてもうれしかったです。
出来がとてもよく、塗装もきれい、複雑な形状の再現、工夫された部品割りなど、今年製作したBトレの中では出来、かっこよさ、工夫点、手間、値段がぶっちぎりでトップですね。
来年はリニューアル前の旧塗装が出るという事もあり、前面パネルもカラーバリエーションがあり、楽しみではありますが財布にものすごくダメージが出そうなので、買うかどうかは微妙なところです。