今回はグリーンマックスから発売されているエコノミーキットの103系を用いて、横浜線で活躍した7両編成を作ろうと思います。
 
使用するキットはGM エコノミーキットNo.415 JR103系(高運転台・非ATC車)とNo.435 JR103系(低運転台)を使用します。
 
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パッケージ
高運転台(非ATC)先頭車の一体成型ボディが2両、ユニットサッシ窓のモハ103とモハ102の一体成型ボディが各1両ずつ、初期型として組み込めるように、101系の中間車が2両(こちらは組み立て式)の計6両が入っています。
一体成型の車両はボディ、屋根が一体となっており、モハ103とモハ102のシャーシは床下機器と一体になっています。
先頭車のクハ103と初期型中間車の4両は床下機器は別パーツとなっています。
足りないユニットサッシ窓の中間車はNo.435のキットから中間車のみを流用します。
 
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窓埋め
横浜線で活躍していた車両は運転台直後の戸袋窓がないので、上のようにプラ板と接着剤などで埋めていきます。
 
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窓埋め加工後
このようになります。アンテナと信号炎管とクーラーとランボードは一体成型となっていて、ベンチレーターのみ後付となります。
とりあえず仮に組んでみています。
 
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先頭車屋根
成型の都合かわかりませんが、屋根に細かい傷がいくつも入っていたので、目立つところはサフを塗りつけて全体を磨きました。
 
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中間車屋根(モハ102)
中間車はルーバーが刻印されているため、基本的にモハ102かモハ103として組み立てることになります。
削り落としてシャーシと床下機器を持ってくればサハ103として製作することも可能です。
屋根はクーラーもランボードも別パーツです。
クーラーはランボードと一体型の集中型クーラー(国鉄型車両用でファンが四角いタイプ)、と分散型クーラーの2種類が付属しています。先頭車同様、ベンチレーター取付の際は一部穴を開ける必要があります(分散型クーラー取り付けのことを考慮しているのか、表に台座があって、裏側にはガイドがあるものの穴が開いていないところがある)。
今回は先頭車のクーラーに近いバルク品の集中型クーラーを取り付け、別売のランボードを取り付けました。
こちらも屋根に細かい傷があったのでサフを塗って、磨いています。
 
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サハ103
サハ103は方向幕なし、非ユニットサッシ車なので箱内に入っている組み立て式の初期型車両(101系中間車)を使用します。
手持ちで先頭車のバルク屋根があったので、この前買ってきたバルクボディと組み合わせて作りました。
妻板と屋根が合わない場所があるのでしばらくゴリゴリ削って調整しました。
 
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屋根(サハ103)
こちらは非冷房車となりますので、屋根はベンチレーターのみ。
101系のキットも屋根に細かい傷が入っているので、同じようにサフを塗って磨きました。
 
今後、一体成型ボディの方のバリ取りを行って、サフを吹いて良好ならウグイス色に塗っていこうと思います。