今回は福島交通で活躍する7000系です。

パッケージ
商品情報
・2011年3月発売
・1箱1800円+税
・動力化用台車枠と展示用レールが付属
福島交通で活躍する7000系の青帯車が2011年に発売されました。
モデルは冷房化された2両編成です。福島寄り先頭車デハ7101と飯坂温泉寄り先頭車のデハ7202の2両セットとなっています。
同時に北陸鉄道7200形も製品化されました。
メーカー推奨パーツ
・動力ユニット 18m級A TM-06R
・走行化パーツ TT-03R(グレー)
・パンタグラフ TOMIX 0238 PG16
レビュー
福島寄り先頭車デハ7101

デハ7101
福島寄り先頭車デハ7101です。7000系偶数車から改造された車両で、パンタグラフを搭載した車両です。

正面
東急9000系のような窓割の切妻型のフラットな正面に帯を巻いただけというシンプルな顔つきの車両です。レンズパーツはクリアーパーツです。
方向幕は福島⇔飯坂、車番は7101が印刷済みです。


側面
側面です。社紋と車番が印刷済みとなっています。
床下機器は抵抗器などが取り付けられています。妻側は増設された床置き式クーラーの排気用ルーバーがモールドによって表現されています。

妻面
配管とクーラー排気用ルーバーがモールドされています。


側面表記
車番、乗務員扉表記、社紋が印刷されています。

屋根
屋根は非冷房時代のままとなっています。通風器、ヒューズ箱は別パーツ化となっています。
屋根上配管はとてもシンプルです。
飯坂温泉寄り先頭車デハ7202

デハ7202
飯坂温泉寄り先頭車デハ7202です。7000系奇数車から改造された車両で、こちらはパンタなし先頭車です。

正面
正面です。


側面
側面です。コンプレッサー、MGなどの補機類が取り付けられています。

妻面
妻面はクーラー排気用のルーバーがモールドされています。

屋根
屋根は通風器のみなので非常にすっきり。ユーザー取り付けパーツもなしです。

1編成入線
福島交通の主力車両として活躍してきた7000系ですが、2017年から運転を開始した1000系により、置き換えが始まりました。
種車となった7000系は製造から53年経過しており、東急のようにVVVF化などの更新工事は行われておりませんが、現在も活躍しています。
記録をするなら早めにしておいた方がよさそうですね。