今回は熊本電鉄で活躍していた500形です。
商品情報
・2016年9月発売
・鉄コレ 第23弾のラインナップ車両の一つ。
・1箱1200円+税
・動力化用台車枠(モハ501形はU型、クハ502形には弓型台車枠が付属)と展示レールが付属します。
熊本電鉄500形は鉄コレ 第23弾のラインナップ車両の一つで、菊池寄り先頭車モハ501と上熊本寄り先頭車クハ502が製品化されました。静岡鉄道から譲渡された車両で、同時ラインナップで譲渡元の100形も製品化されました。
他のラインナップ車両は銚子電鉄からデハ2002とクハ2502が、東武鉄道からモハ7820とクハ820が、静岡鉄道からクモハ103とクモハ104が、南海電鉄からモハ1201(両運転台)とモハ1210(片運転台)となります。シークレットは南海電鉄のモハ1213(片運転台)です。
メーカー推奨パーツ
・動力ユニット 18m級A TM-06R
・走行化パーツ TT-03R(グレー)
・パンタグラフ TOMIX 0238 PG16
※第23弾の他のラインナップ車両の動力ユニットは東武鉄道がTM-17(20m級A2)を、それ以外はTM-06R(18m級A)を使用し、走行化パーツはこの熊本電鉄500形以外はTT-04R(黒)を使用します。
レビュー
菊池寄り先頭車モハ501

モハ501
菊池寄り先頭車モハ501です。元・静岡鉄道クモハ103です。譲渡された当初は塗装以外はほとんど静鉄時代と変わらなかったようです。後年、ワンマン化改造が施されました。
1991年ごろにこの製品のように水色、白で縁取られたオレンジ帯、青で塗装されました。東急から譲渡された5000形も一時期この色になっていましたね。明るくて目を惹いていいですね。

正面
正面です。行先方向幕、車番、ワンマン表記は印刷済み。
ライトはクリアーパーツとなっています。裾が絞られた車体断面だったんですね。


側面
側面です。ワンマン表記、車番、社紋、車外スピーカーが印刷済み。ドア下のくつずり、窓サッシは銀で塗装済みです。

妻面
妻面まで帯の塗装が回っています。
元々両運転台の車両を片運転台に改造したため、妻面窓の位置、側面窓の窓割、屋根の形状から元々運転台があったという事がわかります。

屋根
屋根です。ユーザー取り付けパーツはありません。

パンタ周り
パンタ周りです。屋根配管は妻面に回らず、パンタ周りから車内に取り込まれていきます。


側面表記印刷
印刷類はとてもいい感じです。塗装もきれいです。
上熊本寄り先頭車クハ502

クハ502
上熊本寄り先頭車クハ502です。元・静岡鉄道クモハ104で、譲渡された当初はモハ502でしたが、後年電装解除されてクハ502となり、活躍しました。
台車も整備の都合から東急3450形の台車と交換されたので、製品でも動力化用台車枠がモハ501と異なるものが付属しています。

正面
表記類はモハ501と同じ。


側面
側面です。台車が異なるのと、床下機器がモハ501と同じものが点対称で取り付けられています。

妻面
妻面です。

屋根
屋根です。モハ501と同じ。

パンタ周り
パンタ周りです。モハ501と同じです。クハ502になってからはパンタグラフはたたまれて運用に就いていたようですね。

1編成導入
鉄コレの熊本電鉄6000形をいじっているうちに他の車両も欲しくなって購入してきました。
開封売りで購入しましたが他の車両より人気がないのか、静岡鉄道100形と一緒に積まれておりました。
この明るい塗装は目を惹いていいですね。200形も欲しくなってしまいました。