今回は東武鉄道の日比谷線直通用新型車両、70000系です。

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パッケージ

商品情報

・東武鉄道限定品。10月10日より東武鉄道駅売店『ACCESS』にて販売開始、10月2日より通販サイト『東武マーケット』にて先行販売開始。10月1日の横浜トレインフェスティバルにて先行販売。
・先頭車1両+中間車1両の2両セット。
・1箱2300円
・NEW SGフレーム採用
2017年7月に運転を開始した日比谷線直通用の新型車両がもう製品化されました。
5箱購入で7両フルセットが作れます。

レビュー

まずは先頭車
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使用部品
使用部品です。屋根とクーラーは別パーツ化。今回は全パーツがクリアーパーツで成形されております。

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前面板とスカートと台車
前面板のライト部分は塗りつぶされており、ステッカーを貼ることで表現するようになっています。
窓周りは黒だったような気がしますね。塗ってあげるといいかもしれません。台車レリーフは形状が2種類で各2個ずつ付属します。

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妻板とクーラー
妻板は中間車と合わせて6種類付属。この妻板は車体裾配管付き(説明書表記B)が付属。割と多く使う部品ですが1箱に1枚しか付属しません。
クーラーは別パーツとなっていますが、アンダーゲート処理が施されておりません。

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屋根
屋根はつるっとしており、アンテナがモールドで表現されています。クーラー取り付け穴は取り付け向きが間違わないように大きさの違うものが開けられています。

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側面板とガラスパーツ
普段は側面板中央部にも取り付けピンがついていますが、この製品は平たい長方形のピンがついています。
刻印に『13000』とあるように、今後発売される予定の東京メトロ13000系と同じ部品であることがわかります。
実車も東京メトロ13000系と規格、形状を合わせた車両ですのでBトレでも前面板とスカート、カラーリングが違うだけとなっています。
説明書にも表題に東京メトロ13000系 日比谷線としっかり記載しているので、近いうちに発売されるものと思われます。

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完成した先頭車
完成した先頭車71700(北千住寄り先頭車・7号車)/77700(南栗橋寄り先頭車・1号車)です。
今までの東武車とは異なるデザインの車両で、赤を基調としたカラーリングなのでとても目を惹きます。

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正面
車番と前照灯ステッカーを貼り付け。行き先表示は屋根パーツに貼ることで表現されます。
実車が窓周りが黒色ですが、製品ではグレーで塗られており、ちょっとイメージが異なります。
ワイパーのモールドが細かく表現されています。

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側面
側面は車番、優先席、社紋、行き先表示、車イス・ベビーカーステッカー、2種類のカラーパターンステッカーを貼り付けます。
1号車には女性専用車ステッカーも貼り付けます。窓ガラスは着色しています。
前面から屋根を回って優先席部に回る赤帯、運転台部の屋根が一段盛り上がっている形状、前面板のくの字に曲がっている形状、ドアコックがよく表現されていると思います。

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妻面
妻面は屋根にかかっており、屋根パーツのランナーのカット部分が目立たないようになっています。
実車は貫通扉部分がガラス張りとなっていて、Bトレでも東京メトロ10000系シリーズのようにクリアーパーツ一体成型になると思いましたが、製品ではガラス部分は穴が開いているだけとなりました。

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クーラー
アンダーゲート処理が施されていないので、ランナーのカット部分が目立ってしまっています。ここは残念だったところ。

次に中間車
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使用部品
使用部品です。屋根は3種類、妻板は5種類付属。

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クーラーとパンタグラフ
クーラーとパンタグラフです。

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妻板
妻板は5種類付属し、左上が車体裾配管なし(説明書表記A)、右上が両側配管あり、車体裾配管なし(説明書表記C)、左下が両側配管あり、車体裾配管あり(説明書表記D)、真ん中下が車体裾配管なし、アンテナ付き(説明書表記E)、右下が車体裾配管あり、アンテナ付き(説明書表記E)の5種類が付属。
これと先頭車で紹介した表記Bの妻板を使います。

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屋根
屋根は上から1パンタ(72700・6号車と76700・2号車で使用)、2パンタ(74700・4号車で使用)、パンタなし(73700・5号車と75700・3号車で使用)の3種類が付属。
パンタグラフ取り付け穴も取り付け向きを間違えないように異なる大きさの穴があけられています。

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完成した1パンタ中間車
1パンタ中間車72700(6号車)/76700(2号車)です。
妻板はパンタ側(画面手前側、北千住寄り)が表記C、非パンタ側(画面奥側、南栗橋寄り)が表記Bを使用します。

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完成した2パンタ中間車
2パンタ中間車74700(4号車)です。
妻板はヒューズボックス有側(画面手前側、北千住寄り)が表記C、ヒューズボックス無側(画面奥側、南栗橋寄り)が表記Dを使用します。

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側面
側面は線対称でステッカーを貼り付けます。優先席は1パンタ・2パンタ車ともにこの配置となります。
車番、社紋、行き先表示、優先席、車イス・ベビーカーステッカー、2種類のカラーパターンステッカーを貼り付け。ガラスパーツは着色しました。

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屋根
部品を組み合わせるとこのようになります。

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完成したパンタなし中間車
パンタなし中間車73700(5号車)です。妻板は北千住寄り(画面手前側)が表記A、南栗橋寄り(画面奥側)が表記Bを使用します。

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完成したパンタなし・アンテナあり中間車
IRアンテナ付き中間車75700(3号車)です。妻板は北千住寄り(画面手前側)が表記E、南栗橋寄り(画面奥側)が表記Fを使用します

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側面
側面のステッカーは1パンタ、2パンタ車と同じように貼り付けますが、優先席ステッカーは貼り付ける箇所が異なっています。
また、5号車のみドア上に弱冷房車ステッカーを貼り付けます。

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屋根
部品を組み合わせるとこのようになります。

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1編成製作
7両編成1本を製作しました。実車が登場してすぐに製品化するところがBトレのいいところですね。
会社限定品という事もあってステッカーの内容も豊富で、車番は第3編成まであり、行き先表示もベースステッカーにある東武動物公園以外に南栗橋、杉戸高野台、北春日部、せんげん台、北越谷、草加、竹ノ塚、北千住、南千住、小伝馬町、霞が関、六本木、中目黒(以上、すべての行き先に普通が併記)、試運転、回送が正面(1両分)と側面(2.5両分)が収録されています。
車両ごとに作り分けられるように表記類も多めです。
今後、東京メトロ13000系も製品化されると思いますので、一緒に並べてやりたいですね。
塗装は全体的に薄く施されているのか、ちょっと回りきっていなかったりしているところもありますが、個人的にはいい製品だと思います。