今回は東急1000系譲渡車シリーズの1つ、福島交通1000系です。

パッケージ
2017年発売。一般販売品。福島寄り先頭車デハ1107号車+飯坂温泉寄り先頭車クハ1208の2両セット。1箱3000円。
メーカー推奨部品は動力ユニットがTM-06R(18m級動力A)、走行化パーツがTT-03R、パンタグラフはTOMIXの0249(PT-7113-B)です。
福島交通飯坂線の新しい顔、1000系が製品化されました。
今までの青帯またはピンク帯ではなく、ダークブラウン+ピンク+シャンパンゴールドの帯色となりました。
色の印象としては日光線の205系600番台が出てきますなぁ…
まずは福島寄り先頭車デハ1107

デハ1107
パンタ付き先頭車デハ1107です。東急1000系のパンタ付き中間車を改造した車両で、パンタグラフの増設、運転台の設置などが行われました。

正面
正面です。車番、行先表示、ワイパーが印刷済みとなっています。行き先は飯坂温泉が印刷されています。
別途、HMステッカーも付属。
一畑電車1000系や上田電鉄6000系のようにスカートがつかないため、結構すっきりしています。


側面
側面です。車番、いい電ロゴマーク、乗務員扉表記(ガラスパーツ)が印刷されています。
床下機器は7700系からの流用っぽいですね。VVVF関連機器が付属しています。

妻面
妻面です。配管がモールドされています。

屋根
増設されたパンタ周りの配管です。


パンタ周り
パンタ周りです。ヒューズボックスの高さがちょっと低く、物足りなさを感じますね。
次に飯坂温泉寄り先頭車クハ1208

クハ1208
パンタなし先頭車のクハ1208です。1000系のパンタなし中間車から改造されました。

正面
正面です。車番、行先、ワイパーが印刷済みとなっています。上田電鉄6000系と違い、おでこにひび割れが無かったです。


側面
側面です。車番、いい電ロゴマーク、乗務員扉表記が印刷済みとなっています。
こちらも床下機器が7700系からの流用品のようです。CP、SIV関係機器が付いています。

妻面
妻面は特に改造されていないのですっきりしています。

屋根
ユーザー取り付けパーツがないため、非常にすっきりしています。

1編成導入
一畑電車1000系、上田電鉄6000系に続いで登場した東急1000系譲渡車シリーズの福島交通1000系、譲渡車初の3両編成が実車では登場していますが、製品では2両編成が登場しました。
1パンタの中間車を含めた3両編成も製品化されるとうれしいですが…パッケージにはAやBの表記が無かったので、製品化されることはなさそうですね。
スカートや電気連結器などがついていないため、とてもすっきりしていますね。
色合いも落ち着いていていいと思います。