前回、GMの東急9000系(2次車)の基本セットをご紹介しました。
基本セットを購入した目的は部品取り用で購入した9000系の中間車が2次車であり、これを生かすためにはどうすればいいか考え、結果として赤帯時代の9007Fに仕立ててしまおうという事で購入しました。
 
というわけで、加工内容です。
〇先頭車
1、床下機器の交換
中間車は床下機器がリニューアルされたため実車に近くなっておりますが、先頭車は旧タイプのままとなっているため、手持ちの機器を用いてそれっぽく作ります。
2、スカートパーツの撤去
設定した時代の9007Fにはスカートがついていないため、取り外します。
ちょうどいいダミーカプラーパーツが無かったので、ボディマウントTNカプラーを取り付けます。
3、クーラーの交換
容量増強型のクーラーが2基(ステンレスキセタイプ)ついているので、通常タイプに交換。
4、車番の変更
9005Fなので、9007Fにします。
5、行き先表示の変更
印刷済みの行き先表示をステッカーを使って変更します。
 
〇中間車
6、床下機器の一部撤去
4号車のデハ9600形はSIVがついていないタイプなので、SIV部分の撤去を行います。
7、パンタグラフの交換
製品は菱形がついていますが、GMのシングルアームパンタグラフ、PT71Dに交換します。
あとは3、4番を施工します。
 
イメージ 1
施工中
正面の車番はシンナーをつけた細い綿棒でこすり落とし、下地の銀まで見えてしまったため、シャーシ、屋根、ライトユニットを外しマスキングをしてGM27番レッドAで塗装。
床下機器として銀河製のATCアンテナ、ATSアンテナ、エアーホース、ジャンパ栓、ステップを取り付け。
TNカプラーがちょっとでかいのでサイズ感的には合わないところもありますな。
エアーホースは機器箱が近くに来るので、それに0.5㎜の穴をあけて取り付けています。
 
イメージ 2
台車妻面寄りには車上子を取り付け。
一部床下機器は形状が似ている物にし、足りないものはおゆまる+UVレジンで複製。
 
イメージ 3
2両分施工
両端のクハに施工しました。
後は床下機器の塗装と車番の貼り付け、行先の変更をしてやるだけですな。