今回は東急5050系の一部に5000系初期車から組み込まれた純粋なサハと、5000系単独電動車を電装解除したサハを混結した編成を作りました。
簡単に製作しております。
モデルは5172Fの登場時としました。
このときはサハ5472がデハ5921(単独電動車)を電装解除した車両で、パンタグラフの撤去などが行われましたが、屋根上機器はそのままだったのでデハ5372との連結面側に両車の屋根上機器が連続するという風になっています。
また、初期型のサハ5404をサハ5572として組み込んでいるので、1両だけ表示器が方向幕+3色LEDという組み合わせとなっています。
現在はサハ5472は再電装化されてデハ4604として4106Fに組み込まれ、サハ5572を5472として組み込み、新造したサハ5572を組み込むという組換を行いました。
複雑な組み替え、改番を行っている2010年代初頭の東急の迷走っぷりを感じることができます。

〇改造点は
1、サハ5550を除いて各車のドア窓の拡大
2、サハ5550の表示器を塗装で初期型タイプ(種別幕+行き先3色LED)にする
3、パンタグラフの交換(KATO製取り付け)
4、各車ガラスパーツの着色
5、サハ5450のパンタ取り付け穴の加工
です。

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完成した先頭車
完成した先頭車です。
スカートは強化型を取り付け。

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正面
車番は切り継ぎ。窓は裏側から黒く着色。

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側面
側面はドア窓の拡大を行い、ガラスパーツの着色を行っています。
以前やった時みたいにガラスパーツもカットして新たにプラ板を貼り付ける方法だともう面倒くさいので、ガラスパーツは着色だけ行って加工はやめました。
行き先表示はKATOのものを使用しているため、一回り小さいです。

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完成したパンタあり中間車
完成したパンタあり中間車(デハ5372、5772)です。パンタグラフはKATOのPS33Cを取り付け。7号車5772の上り方には車イスステッカーを貼り付け。

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完成したパンタなし中間車
完成したパンタなし中間車(デハ5272、5672)です。2号車5272の下り方に車イスステッカーを貼り付け、6号車5672には弱冷房車ステッカーを貼り付け(現在は7号車が弱冷房車です。)。

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側面
表記類、加工は先頭車と同じ。

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完成したパンタなし中間車(サハ5472)
完成したパンタなし中間車(サハ5472)です。5169F、5172~74Fの4編成はそれぞれデハ5900(18、19、21、22)を電装解除して組み込んだ車両です。のちに各車デハ4601~04に改番されて組み替えられています。
サハとして組み込んだ時はパンタグラフの撤去などの電装解除などが行われました。
屋根上機器はそのままとなっています。

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パンタ周り
中央寄りのパンタ穴は京急1000形アルミ車のパンタ穴塞ぎパーツを使用し、四隅の取り付け穴はそのままにしました。加工がちょっと面倒だったのでそのままです。
ボディの加工はそれ以外の車両と同じ。窓周りだけは外板の仕上げが艶消しになっているので、GMのステンレスシルバーを吹き付け。

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3号車と連結
このような屋根上機器の連続したものを作りたかったんです。

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完成したパンタなし中間車(サハ5572)
完成したパンタなし中間車(サハ5572)です。加工はガラスパーツの着色と表示器部分の着色です。

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側面
表示器ステッカーはGMの物を貼り付け。初期型のため、ドアの窓枠は削らないでそのままにしています。
当時の5号車には女性専用車ステッカーが貼り付けられていました。こちらも窓周りにGMのステンレスシルバーを吹き付け。

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8両編成を製作
一度は作ってみようと思い、かなり経ちましたがやっと製作しました。
現在は見られない編成ですね。我が家の5050系も続々と増えてまいりました。