今回は旧型客車シリーズから、国鉄スハ43系(茶色)です。

パッケージ
一般販売品。2013年発売品。緩急車スハフ42と中間車スハ43が各1両ずつ入った2両セット。1箱1260円。新HGシャーシ採用。
パート8にて製品化されたのち、DF50と茶色の43系とセットで販売され、2010年と2013年にセットで販売されました。
2010年版は新HG化、2013年にはSHG化されました。
まずは緩急車スハフ42

使用部品
使用部品です。
窓枠は木枠でドアは非プレスドアとなっています。

妻板
妻板は2種類付属し、左が扉なし尾灯ありで右が扉あり窓ありです。右はクリアーパーツで成形され、車掌台側で使用します。

台車
台車レリーフはTR48が付属。

完成したスハフ42
完成したスハフ42です。車掌台つき車両で、編成の端で使われることが多いです。
説明書によると、車体形状が近いオハフ45としても使えるようです。


側面
側面です。便洗面所は裏側から白ペンキで着色。ウインドウシル・ヘッダーがある外観、いかにも旧型客車という感じがします。
扉が奥まっているためか便洗面所側の扉の部分で側面板が切れ、のこりの連結面側の縁を妻板で補うという構造となっているため、角度によっては色の回っていない妻板の裏側が見えるようになってしまいます。
気になる方は着色したほうがいいかもしれません。

妻面
車掌台側の妻面には検査表記などの表記類を貼り付け。

妻面(非車掌台側)
非車掌台側の連結面はステッカーは無し。尾灯のみとなっています。
次は中間車スハ43

使用部品
妻板は2種類3枚付属。
こちらも窓枠は木枠で、非プレスドア。

妻板
基本的に左と真ん中の妻板を使用しますが、緩急車として使用するときに使う尾灯付きの妻板も1枚付属。

完成したスハ43
完成したスハ43です。シンプルな茶色い客車。スハフ42の非車掌側同様、構造上のため、妻板の色が回っていない部分が見えてしまっています(写真の車両後方部)。


側面
側面は車番のみ貼り付け。サボステッカーも付属しています。
便洗面所部は裏側からペンキで着色。

妻面(通常タイプ)
通常はこちらの妻面を使用します。

妻面(緩急車タイプ)
緩急車で使用するときはこちらの尾灯付き妻面を使用します。

5両製作
2両セット2箱とスハ43を1両購入して5両編成にしました。
旧型客車も以前作った43系の青色とパート14などで出た10系などが少々あるのみなので、少々増やした方がいいかな~と思って製作しました。
これらで急行銀河号でもと思いましたが、GM板キットからスケールモデルで作る方にシフトしたため、何か別のもので使用しようかなとも考えています。
製品もシンプルでいい出来ですが、角度的に妻面の下地の色が見えてしまうところがちょっと残念です。
あとはアルミサッシ車とか再販されるとうれしいですね~。