今回は鉄コレ 東急1000系譲渡車シリーズ第1弾として一畑電車1000系しまねっこ号Ⅱと同時発売された6000系さなだどりーむ号です。

パッケージ
2016年発売。上田寄り先頭車モハ6001と別所温泉寄り先頭車クハ6101の2両セット。1箱3880円。
上田電鉄で活躍する1000系と種車は同じですが、こちらは中間車から改造されたため、運転台デザインが一畑電車1000系と同じ形状となっています。
車体全体に地元の戦国武将真田幸村にちなんだ赤と黒ベースに六文銭をあしらったデザインのラッピングが施されています。
まずは別所温泉寄り先頭車クハ6101

クハ6101
車体は同時発売された一畑電車クハ1103とベースは一緒ですが、ライトユニットの形状(上田はシールドビーム、一畑はLEDライト)、スカート、連結器、HMが別部品となっているため取り付け穴があるという違いがあります。

正面
行き先表示、ワンマン表記は印刷済み。HMはついている土台に2種類あるステッカーから選択式で貼り付け。
ラッピングのせいか、同じ1000系譲渡車でも結構かっこいい方だと思います。
赤、黒、金の配色は結構似合いますね。
スカートは一畑1000系と同じ取り付け方でついていて、取れやすいので接着するか、形状がいまいちなのでGM製の物に交換するとかした方がいいかもしれませんね。


側面
側面です。床下機器はSIVやCPなどの補器類がついています。
車体下部は黒ベースの帯、上部は赤い帯、ドアも上半分が赤くラッピングがされています。


表記類
行き先表示、車番、車イス、社紋、ドア脇の案内は印刷済み。ドアガラスに貼る案内表記、優先席表記はステッカーです。
車端のドアコック表記も印刷されています。なかなか細かい。

屋根
屋根はアンテナ類が設置されていないため、すっきりしています。

妻面
ラッピングは妻面にも回っているんですね。
客室内パーツは緑色。
次に上田寄り先頭車モハ6001

モハ6001
上田寄り先頭車モハ6001です。パンタグラフが増設された車両です。

正面
印刷、貼り付けるステッカーはクハ6101と同じ。やっぱり前パンはいいですね。


側面
こちらはVVVFなどの主要機器を搭載しています。

屋根
一畑電車と同じ感じですが、配管のモールドがちょっと薄めですね。

妻面
妻面は配管あり、扉ありとなっています。

1編成導入
一畑とセットで買っておりましたが、モハ6001のおでこにひびが入っていたため、メーカーに交換をお願いしていたものがこの前届いたので整備しました。
どうやら肉が薄くて割れやすいようですね。
1000系は結構好きな車両なので、譲渡車シリーズとして発売されると聞いたときにはすぐ予約するほど欲しかったです。
印刷もなかなかよかったですし、スカートが貧弱なところ以外は結構いい感じにできていると思います。
今後、GM製の上田電鉄1000系を見かけたら買っておきましょうかね。