今回は鉄コレ東急1000系譲渡車シリーズ第1弾として製品化された、一畑電車1000系ご縁電車しまねっこ号Ⅱです。

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パッケージ
2016年発売。電鉄出雲市寄り先頭車クハ1103と松江しんじ湖温泉寄り先頭車デハ1003の2両セット。1箱3600円+税。
上田電鉄6000系さなだドリーム号とともに、東急1000系譲渡車シリーズの第1弾として発売されました。
実車は東急1000系の中間車に運転台を取り付ける改造工事が行われており、デハニ50形をイメージしたラッピングが施された車両が2編成、ご当地キャラクターしまねっこをあしらったピンク色ベースのラッピング車両が1編成の計3編成が導入されました。
デハニカラーが出る前に、しまねっこ号Ⅱが製品化されました。

メーカー推奨パーツは
○動力 TM-06R 18m級A
○走行化パーツ TT-03R
○パンタグラフ TOMIX 0249 PT-7113B
です。

まずは松江しんじ湖温泉寄り先頭車 デハ1003
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デハ1003
デハ1003です。
実車は運転台の新設、パンタグラフの増設、半自動ドアSW、運賃箱などのサービス機器、電気連結器、スカートの取り付けが行われました。

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正面
今まで譲渡された伊賀鉄道200系とは違う顔つきになり、気動車みたいな顔つきになりました。
行き先表示は出雲大社前が印刷されています。窓にはワンマン表記、ワイパーが印刷されています。
第3編成ですので、ライトユニットがLED化されたタイプのパーツ付属しています。
このライト部分は単体で取り外せるので、上田電鉄6000系の物と交換することも可能です。
スカートの強度が結構弱いので、壊れやすいです。

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側面
側面です。VVVF系の制御装置類が搭載されています。車体各所にラッピングは特殊印刷で表現されています。

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ラッピング
特殊印刷でしまねっこや縁結びの紐、模様が印刷されています。
表記類、社紋、行き先表示も印刷済み。窓枠や手すりなども塗装が施されています。

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妻板
妻板です。成型色がピンク色で、その上から銀色を塗装しているためかうっすらピンク色になっています。
妻配管もしっかり表現されていていいですね。

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屋根
屋根です。ヒューズボックス、パンタグラフ、クーラーは取り外しが可能。
ヒューズボックスは実車よりちょっと高さが低いようにも思えます。
配管のモールドはちょっと薄めですね。

次は電鉄出雲市寄り先頭車 クハ1103
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クハ1103
クハ1103です。

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側面
側面です。CPやSIVなどの補器類が取り付けられています。

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妻面
妻面です。

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屋根
クハ1103にはSRアンテナがユーザー取り付けパーツで付属しています。

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アンテナ取付
裏側にガイドがあるのでそのままピンバイスで穴を開けるだけで取り付け可能です。

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入線
製品化されると聞いて即予約しました。
TNカプラーや床下機器の交換を今後進めていきたいと思います。

一畑コレクションがまた増えました。今後、デハニカラーの1001、1002編成が製品化されるといいですね。
なお、運転台わきのミラーは付属していませんのであしからず。