今回は伊豆急8000系TA-5編成です。

パッケージ
2016年発売。クハ8015-モハ8205-クモハ8155(先頭車化改造車)の3両セット。1箱4500円⁺税。
TB-5編成と同時に発売されたこのTA-5編成。
伊豆急行に譲渡されて11年、鉄コレにて製品化されました。
製品は熱海寄りからクハ8015、モハ8205(WC設置)、クモハ8155(先頭車化改造車)という組み合わせ。
メーカー推奨パーツは
・動力 TM-08R(20m級A)
・トレーラー化パーツ TT-03R
・パンタグラフ 0238 PG16
となります。
まずは熱海寄り先頭車クハ8015

クハ8015
クハ8015です。ボディは東急8000系のカラバリ。スカートと電気連結器付き密連カプラーがついています。
ハワイアンブルーの帯が鮮やかでいいですね。

正面
正面です。行き先表示は普通 伊豆急下田が、運行番号は5635Mが、車番は8015が印刷されています。
それぞれ付属のステッカーで変更可能です。
スカートはちょっと頼りなさげ。GMのパーツの方がカッコいいので交換してもいいかもしれません。
ボディマウントTNカプラー化を取り付けるときはちょっと加工が必要そうですね。
ライトのレンズはクリアーパーツで正面のガラスパーツなどと一体になっています。


側面
側面です。車番、行き先表示器、社紋、弱冷房車表記が印刷済み。この車両は側面表示器が大型のタイプとなっています。

社紋
社紋はちゃんとオレンジ色になっていますね。
塗装は個体によって埃の巻き込みや帯に傷が入っていたりと、仕上がりがいまいちなものがあるようです。

妻面
妻面です。

客室
客室内は青い塗装が施されています。海側は譲渡時に取り付けられたクロスシートが表現されています。
次に中間車モハ8205

中間車モハ8205
モハ8205です。トイレ付車両なのでボディは新規品となっています。


側面
側面表示器は小型タイプ。車番、社紋、行き先表示器、車イス表記は印刷済み。

妻面(非パンタ側)
非パンタ側(伊豆急下田寄り)の妻面はクハ8015の妻板と同じ。

妻面(パンタ側)
パンタ側の妻面はトイレがあるため、山側の妻面窓が埋められています。

トイレ部
トイレ部は実車がステンレスの板で窓部分が埋められているので、それを表現しています。
また、その板の部分だけ銀色が塗り分けられています。
次に伊豆急下田寄り先頭車クモハ8155です。

クモハ8155
クモハ8155です。パンタあり中間車デハ8100形を先頭車化改造した車両で、新設運転台部分の外板はコルゲートのないステンレス板で覆われている特徴のある先頭車となっています。

正面
正面です。正面は前照灯と窓ガラスの間にある補強板や急行灯が無く、貫通路周りの飾りの幌枠が角張っているところが表現されています。


側面
側面です。行き先表示器は小型タイプ。
車番、社紋、行き先表示器、車イス表記は印刷済み。

新設運転台部分
先述の通り、外板がコルゲートのないステンレス板で覆われているので、この部分だけつるんとしています。
この部分だけ中間車のトイレ窓ふさぎ板と同じ様に色の違う銀色で塗装されています。

妻面
妻面は配管あり扉ありとなっています。

屋根上機器取り付け
ユーザー取り付け部品で、信号炎管と列車無線アンテナがあります。
信号炎管は0.7㎜で、列車無線アンテナは1.0㎜のドリルで穴を開けます。
左側がクモハ8155で右側がクハ8015です。屋根裏に取り付け穴ガイドがありますので、間違えることはないかと思います。
また、今回は動力車用台車レリーフパーツが付属しています。

3両編成1本入線
先輩にいただいたクロポの伊豆急8000系をTA編成にする前に製品化されてしまいましたね。
TB編成は作りましたが、鉄コレでも購入しました。
今後、購入した動力パーツなどを組み込んでN化していきたいと思います。