今回は東武8000系の2007年バージョンです。

パッケージ
2007年発売。一般販売品。先頭車1両+中間車1両の2両セット。1箱1050円。HGシャーシ採用。
2004年(初販)、2005年(HG化・台車前期形)、2007年(850系用パーツ付属、更新車前照灯HID化、妻面帯省略、台車後期形)、2010年(新HG化、更新車前照灯シールドビーム化)、2014年(SGシャーシ化、妻面帯塗装)と中身が微妙に変わりつつ5度にわたり販売されている8000系。
今回は850系を作ってみたくなり、2007年版をゲットしましたので簡単に紹介します。

使用部品
使用部品です。前面板は5種類、スカートは2種類、屋根は3種類付属。

更新車前面板
更新車の前面板です。左から栓なし(クハ8400、クハ8600、クハ850-3で使用)、栓あり(クハ8100、モハ8500、クハ800-1で使用)、栓あり850系用(モハ850-1で使用)の3種類。850系用は2007年版のみ付属。

更新前前面板と台車レリーフ
更新前前面板は左が栓なし(クハ8400、クハ8600で使用)で右が栓あり(クハ8100、モハ8500で使用)の2種類が付属。
台車レリーフは後期形のS形ミンデンが付属。

スカート
スカートは左が栓なしで右が栓ありです。栓ありは2007年版のみ付属。これがあると更新車の栓あり前面板がかっこよくなるんですけどね~。2007年版のみ付属とは残念。

屋根
屋根は上からパンタなし(クハ8100、クハ8400、クハ8600、クハ800-1、モハ800-3、クハ850-3で使用)、1パンタあり(モハ8500で使用)、2パンタあり(モハ850-1で使用)の3種類が付属。
2パンタの屋根は2007年版のみ付属。

完成したパンタあり先頭車
完成したパンタあり先頭車モハ850-1です。
車番としてはモハ851-1にしました。パンタグラフはKATOの阪急用パンタグラフPT4806-B-Mを取り付け。

正面
800系と850系は元々8両編成からサハを2両抜き取った6両編成を3両に分割して作られた車両。そのため、分割したときに先頭車となるパンタあり中間車モハ8200を改造して作られたのがこのモハ850-1。
パンタグラフが運転台側にもつくため、パンタ用の配管が貫通扉脇とおでこの上に配置されているので、他の更新車に比べてごつい印象を受けます。
行き先表示ステッカーは2014年のセイジクリーム更新車の物を使用しています。
スカートにジャンパ栓もついているため、いかつい顔つきになっています。

完成したパンタなし先頭車
完成したパンタなし先頭車クハ850-3です。

正面
こちらは栓受なし。すっきりしています。


側面
側面はロゴと車番を貼り付け。優先席ステッカーは2014年版から流用。
側面の行先方向幕ステッカーがあるといいですね~。GMの物を探して貼り付けたいです。
次は中間車

使用部品
使用部品です。屋根は3種類、妻板は4種類付属。

屋根
妻板です。上からパンタなし(モハ8300、サハ8700、サハ8900、モハ850-2で使用)、2パンタ(モハ8200で使用)、1パンタ(モハ8800で使用)の3種類が付属。

妻板
妻板は左上から配管あり(パンタあり車モハ8200の上り方で使用)、右上が配管あり(パンタあり車下り側とモハ850-1で使用)、左下が配管なし(パンタなし車で使用)、右下が扉あり(パンタなし車サハ8700、8900の上り方で使用)の4種類。
先頭車側に記載した妻板と合わせると全部で4種類、計5枚付属。

完成したパンタなし中間車
完成したパンタなし中間車モハ850-2です。


側面
側面です。優先席と車イスステッカーは2014年版から流用。

3両編成を製作
秩父鉄道乗り入れコレクションとして東武8000系の6両編成を作っていくうちにこの850系が気になったので、今回製作をしました。
2007年版は1箱しか入手できなかったので、先頭車は色合いが同じの2005年版を使用。妻板が1枚足らないので塗装を行っています。また、後期形の台車レリーフが1両分足らなかったため、ヤフオクでゲットしたツートンカラーなどの足回りがN化されていたので、それらを増結する際に中古で購入した車両の台車を交換した際に捻出したものを取り付けています。
今後、相棒の800系が増備されるかどうかわかりませんが、8000系は徐々に増えていく予定です。