今回は先日発売されたE531系です。

パッケージ
2016年発売。先頭車1両+中間車1両の2両セット。1箱2700円。新SGシャーシ採用。
常磐線・高崎線・宇都宮線と東海道線の直通運転を開始し、上野東京ラインとして品川まで顔を出すようになったE531系。
UTLシリーズの一環なのでしょうか、5月にE231系0番台(常磐線色)と8月にはE231系近郊型の再販も行われました。
今回はその中から、購入したE531系です。
まずは先頭車

使用部品
先頭車使用部品です。トイレの有無があるので側面板はそれに合わせて3種類付属。

前面板・スカート・妻板・台車レリーフ
前面板は改良されました。以前は窓上部に行き先表示部分と前照灯などがモールドされていましたが、今回はそれがなくなりすっきりとしました。
スカートはクハE531(電連あり)タイプのみ付属。パーツ数削減なのかはわかりませんが、スカート類は足りないという事がよくあるBトレイン。特に気にしてないからまぁいいや。
台車レリーフは未塗装でグレーの成型色となっています。

側面板
側面板は上からトイレあり(クハE530で使用)、トイレなし(クハE531で使用)、共用の3種類が付属。
今回は上部の帯幅が細くなりました。

屋根とガラスパーツ
ガラスパーツは左右で1種類ずつ付属。トイレ付車両を作るときはその部分の窓をカット(黄色い矢印部分)することで対応します。
屋根パーツはグレーで塗装されています。

完成したトイレなし先頭車
完成したトイレなし先頭車、クハE531です。

完成したトイレあり先頭車
完成したトイレあり先頭車、クハE530です。

正面
正面です。編成番号と行き先表示器を貼り付け。行き先表示器は屋根パーツに貼り付け。
ガラスパーツにモールドがなくなったため、すっきりして見えます。



側面
側面には車イス・ベビーカーマーク、車番、優先席ステッカーを貼り付け。
ガラスパーツはマッキーで着色。
前面板が改良されたためか、今までと異なり前面板と側面板がうまくはまるようになりました。
今までは下の方がどうやっても隙間ができるという仕様になっていましたが、今回はそれがなくなりました。
付属編成製作という事で、号車番号表記は貼り付けず。
次に中間車

使用部品
使用部品です。屋根は2種類、妻板は2種類3枚付属。

妻板
妻板は配管あり(モハE531パンタ側で使用)が1枚と配管なし(それ以外で使用)が2枚付属。

屋根
屋根は上がパンタあり(モハE531で使用)で下がパンタなし(それ以外で使用)の2種類が付属。
一応ステッカー内容に3000番台の物が収録されていますが、屋根はラジオアンテナがついたままなので厳密には再現できず。

完成したパンタなし中間車
完成したパンタなし中間車、モハE530/サハE531・E530です。

完成したパンタあり中間車
完成したパンタあり中間車、モハE531です。パンタグラフは中間車供出で保留となっていた旧バージョンの付属編成のE531系から追いはぎ。多分TOMIX製だと思われます。


側面
この車両は弱冷房車なのでステッカーを貼り付け。
ルーバーステッカーも付属しているので、ラジオアンテナがあることを目をつぶれば
3000番台として製作することもできます。
ガラスパーツはセミクロスシートタイプの物のみ付属しているので、ロングシート車を再現することができないとなっていますが、旧バージョンのE231系の中間車のガラスパーツを流用すれば製作することができます。
当方は昔、プラ板にガンダムマーカーでラインを引いて代用したことがあります。

5両編成を製作
車両供出分の穴埋めで1両だけ作ろうと思いましたが、帯の幅が細くなったという事で組み込んだ時の編成美的にそろわないと思い、5両分購入して新製しました。
保留となった車両も今後改造種車となります。
前回品より改良が加えられて正面の見栄えが良くなり、また、はめ合わせもよくなっていいと思いました。
サロが同時販売されないため、作れる編成はサロを挟む前の物となりました。
サロの車番もステッカーから削除されました。
ラジオアンテナなしの屋根がついていれば3000番台としてつくったんですけどね~。2700円にするならつけてほしかったなと思いました。
なぜか常磐線の製品だけは割高なんだよなぁ。