今回は伊豆急8000系のTB編成を作りました。
TB編成はクモハ8250-モハ8200-クハ8000の3両編成となっていて、クモハ8250は既存の先頭車(Tc2車)にM2車相当の電動車に改造した車両となっていて、運転台直上にパンタグラフが1基、小さいクーラーが1基増設された車両となっています。
それっぽく作ってみました。
○改造点は
・クモハ8250
1、SRアンテナの設置(JR型)
2、信号炎管の設置
3、パンタグラフの増設
4、パンタグラフ増設に伴うクーラー、屋根上機器の撤去
5、避雷器の設置
6、ヒューズボックスの設置
7、なんちゃって配管
8、小さいクーラーの設置
9、ランボードの撤去
10、屋根塗装
・モハ8100
9、10番を施工。
11、パンタグラフ交換
・クハ8000
1、2、7、9、10番の施工。
です。

クモハ8250屋根
改造中の写真が無かった・・
ヒューズボックスはGM東急8000系シリーズの物を、信号炎管、避雷器、SRアンテナはKATOのASSYパーツを、運転台直上の小さいクーラーはブラ角をそれっぽく削って塗装。
配管はいつもの通り接着しただけという手抜き加工。ベースはパンタあり中間車の屋根で、元々ついていたパンタ周辺機器、配管、パンタ寄りのクーラー、ベースにした車両の形状からランボードを撤去しています。
妻面の加工は面倒だったのでそのまま流用しています。結果、屋根上配管と妻面の配管の位置が合っていません(ま、見えないからいいんです)。
パンタグラフはGMのPT71Cを取り付け。

完成したクモハ8257
完成した熱海寄り先頭車クモハ8257です。パンタグラフが前についているため、こいつの加工に一番手間がかかりました。
形になると見てくれが悪くてもうれしいですね。

正面
車番はBトレの物を貼り付け。ワンマン表記、行き先表示器はGMステッカーを使用。ワイパー増設は元々ついているものと形が合わないので見送り。

側面
表記類はBトレの物を使用。行き先表示はGM製。
いつもそうだけど、東急8000系/8500系は部品の合いがいまいち。
クーラーはもうちょっと形を整えるべきだったか。

パンタあり中間車モハ8100
パンタあり中間車モハ8100です。
この車両もモデルがランボード無しなのでランボードを撤去。パンタグラフはGM製を取り付け。

側面
行き先表示以外はBトレのものを使用。

完成したクハ8000
完成した伊豆急下田寄り先頭車クハ8000です。
この車両もランボードを撤去。

側面
トイレ設置車両なので、連結面にはふさぎ板ステッカーを貼り付け。

完成
側面を加工しなくていいTB編成をまず製作。前回作ったモデルカーのつくり方で今度はTA編成を作ろうと思っています。
一応、デカールはあるので作れるはず…です。
製品では車番は収録されているものの、登場時の4連しか組めないです(種車の形状が違うのでタイプモデルですが)。
クモハ8250の屋根でもつければ現行のTB編成は組めるからつけてほしかったんですがね~。
雰囲気だけ伝わればいいという事で今回の製作に至りました。
○使用部品
・本体
Bトレイン 伊豆急8000系
・パンタグラフ
GM No5803 PT42N(モハ8100用パンタグラフ)
GM No5809 PT71C(クモハ8250用パンタグラフ)
・塗料
Mrカラー サーフェイサー(下地)
GMカラー No9 ねずみ色1号(屋根)
GMカラー No37 白3号(クーラー、ヒューズボックス)
GMカラー No8 銀色(避雷器)
・その他使用品
KATO Z03-0335 避雷器(銀)
KATO 屋根上機器
0.3㎜真鍮線
プラ角
・ステッカー
Bトレイン 伊豆急8000系
GM S1046AN 東急ステッカー