今回は東急旧型電車3000系系列の一部から、デハ3450形です。

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パッケージ
会社限定品。2016年発売。デハ3499(両運転台1両)+クハ3858(片運転台)1両の2両セット。1箱2160円。NEWSGフレーム採用。
東急旧型車の3000系系列は同じ形式でも車両ごとに形状が異なることがあるので製品化は難しいと思っていましたが、ついに製品化されました。
ストレートに組むと両運転台のデハ3499を1両と片運転台のクハ3858を1両を作ることができ、それぞれのパーツのやりくりをすれば片運転台のデハ3450形が作ることができます。
ちなみに、それをやると2両分のパーツをやりくりすることになるので1両しか作ることができません。
結構部品も余る場合もあり、もうちょっと前面板とかつけてくれればもう1両組めてしまえるぐらいの部品が入っているところを見ると、以前発売された119系を思い出します。

まずはデハ3499
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使用部品
デハ3499で使用する部品です。
前面板は2種類付属。パンタグラフは1本ホーンのものを使用。

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前面板とガラスパーツ
前面板とガラスパーツは別パーツとなっています。前面板は配管あり幌あり(左)と配管なし幌無し(右)の2種類が付属。
また、尾灯のレンズ部分に穴が開いていて、ガラスパーツ側に尾灯のレンズがモールドされている仕様になっています。
なにも着色されていないので、赤く塗ってあげるといいでしょう。
なお、台車レリーフは3450Kと刻印されているもの(川崎3450形)を使用します。

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パンタグラフ
パンタグラフはホーンが1本のものを使用。

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屋根
屋根はこのタイプを使用。アンダーゲート処理が施されています。

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完成したデハ3499
完成したデハ3499です。パンタグラフは手持ちにあった、前に作った1本ホーンのKATOのPS16を取り付けています。

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正面
車番、運行番号、方向板を貼り付け。
尾灯はガンダムマーカーで着色。このごつい顔がいいですね~。

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側面
側面は車番と社紋を貼り付け。説明書だとショーティー化の都合上、スペースがないのでずらして貼り付けてありますが、個人的にそれだとカッコ悪いかな?と思い、一緒の位置に貼り付けています。
両運転台のパーツはいろいろと使えそうですね~。

次にクハ3858
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使用部品
使用部品です。

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前面板とガラスパーツと妻板
前面板とガラスパーツはデハ3499と同じく別パーツです。前照灯と尾灯は塗ってあげるといいでしょう。
更新車なので海坊主と呼ばれる、屋根と一体になったようなデザインとなっています。

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屋根
パンタなしなのですっきりしています。

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台車
台車は3450Tと刻印されているもの(東急YS-T1台車)を使用します。

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完成したクハ3858
完成したクハ3858です。更新車である海坊主姿がちゃんと再現されています。

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正面
正面です。運行番号、車番、行先方向板を貼り付け。ライトユニットは灰色で塗装されていますが、ここはもうちょっと白に近い灰色の方がよかったんではないでしょうか?

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側面
側面です。車番と社紋を貼り付け。
更新車なので前面板が屋根部分にも回るようになっているので、デハ3499の物と構造が変わっています。
これを作るときは側面も専用パーツになるかと思っていましたが、塗装が屋根にもかかるように作られているので、片運転台のデハ3450形を作るときに側面部品の共通化ができるようになっています。

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おまけパーツ
おまけパーツで2パンタ準備工事屋根、2本ホーンパンタグラフ、片運転台用妻板、3450Nと刻印されている台車(OK台車)が付属しているので、これを使用することでバリエーションを増やすことができます。

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完成したデハ3450形
完成した片運転台のデハ3450形です。
パンタグラフはGMのPT42Nを取り付け。
屋根パーツは両運転台と共用で、前照灯部分に欠き取りがありますが、片運転台を作るときの妻板にそこを埋める部分もついているので問題なく作ることができるようになっています。

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側面
側面です。側面は更新車のクハ3858と共用。
屋根は2パンタ準備車屋根です。旧3000形は車両ごとに違うのでそこはネコパブの東急目蒲・池上線の旧型車という魔法の写真集を見て調べ(て沼にはまっ)た方がいいかと思われます。

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妻面
先ほど書いたとおり、妻板に屋根の穴を埋める部分もついているのでこの通りです。

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3両編成と1両編成を製作
3両編成1本(クハ3858-デハ3465-デハ3454)と1両編成(デハ3499)を製作しました。
いや~、発売されることないでしょと思ってGMキットから切り継いで作りましたが、本当に発売されるとは思わなかった。
試作品展示でツートンカラーもおいてあったので、そのうち発売されると信じています。
また、手元に魔法の写真があるからいけないですね…いろいろと作りたいものがありますが、たくさん手を出すと自分でもわからなくなるし、部品が大量に余ってしまうので絞っていかなければなりませんね。
また、地方譲渡車シリーズとしていくつか買っておきましょうかね?
とても良くできていると思います。ただ、塗装がちょっと甘いのか、角とかがはがれやすくなっているので取り扱いにはちょっと注意した方がいいかもしれませんね。

そういう点もありますが、この製品は

トテモスバラシイデス!

のでいくつか買っておいた方がいいかもしれません。