今回は京急の黄色い電車、新1000形 KEIKYU YELLOW HAPPY TRAINです。
パッケージ
2015年発売。京急限定品。先頭車1両＋中間車1両の2両セット。1箱1800円(税8％)。SGシャーシ採用。
ついに出た新1000形アルミ車。2100形と600形を組み合わせて新1000形を作る方もいましたが、製品化されました。
製品化に際しては新規パーツで作られています。説明書のステッカー貼り付けイラストには赤い方の新1000形が描かれていたので、そのうち製品化されると思います。
まずは先頭車
使用部品
使用部品です。クーラー、妻板の貫通扉は別パーツ化。
屋根とクーラー
先に発売された西武9000系のつくり方を踏襲しているようで、屋根とクーラーは別パーツになっています。
取り付け穴は大きさが異なっていて、1方向にのみ取り付けられるようになっているので、間違いは起きません。
クーラー
クーラーは切り口が目立たないように、アンダーゲート処理が施されています。ガンプラで使われている技術が反映されていますね～。
妻板と貫通扉
妻板と貫通扉は別パーツとなっています。説明書によると、製造された次車によって貫通扉の有無があるそうで、それを作り分けられるように別パーツになっています。
大体は扉あり・なし、箱あり扉あり・なしとかで3～4枚程度付属しますが、これなら組み合わせで作れるので部品点数が減ります。かつて東急9000/2000、1000系ではステッカーによる表現とかされていましたね。
ただ、このイエハピの全車浦賀寄りに貫通扉がつくのですが、1箱に1個しかついていないため、フル編成用に6箱買っても1個足りないという状態になっていますのでご注意を。
屋根上機器+貫通扉ランナー
クーラー2個とパンタグラフ2個と貫通扉はこんな感じでランナーになっています。パンタグラフもアンダーゲート処理になっています。
完成した先頭車
完成した先頭車です。塗り分けで見ると西武の電車ですな。
正面
行き先表示類は屋根パーツに貼ることで表現。車番は前面板にそのまま貼り付け。
車番類は赤い方とか4両編成の物も封入されています。
側面
車番、車イス、ベビーカー、優先席、KEIKYUロゴを貼り付け。
さすが限定品、最近のベビーカーステッカーも付属しています。新1000形の1次車はドア間の窓に窓桟がついていて、それを再現するためのステッカーも付属しています。
乗務員室周りの手すりもちゃんと銀色に塗られています。
貫通扉
貫通扉はこんな感じ。別パーツになるとリアルになっていい感じがします。
次に中間車
使用部品
写真に写っていますが、貫通扉は1箱に1個しかついていないのでご注意を。
妻板
左が箱あり(浦賀寄りで使用)で右が箱なし(品川寄りで使用)です。
屋根
屋根はパンタありとなしの2種類が付属。
屋根上機器
クーラー、パンタグラフのほか、1パンタ屋根再現用に穴塞ぎパーツが付属。
この製品では使用しないパンタ穴塞ぎパーツですが、1次車の4両編成を作るときに使用します。2パンタ屋根の裏側から取り付けることで再現できます。
完成したパンタあり中間車
完成したパンタあり中間車です。
完成したパンタなし中間車
完成したパンタなし中間車です。
側面
弱冷房車ステッカーは3、7号車に貼り付け。扉が銀色なので、余計西武感が強くなります。
8両編成で製作
ついにアルミ車が出ると思ったら、イエハピが登場しました。
貫通扉が足らないものの、なかなか気に入っています。足らない貫通扉はメンバーさんにいただき、完成させることができました。
京急の電動貨車をイメージしたカラーリングを施したそうですが、西武の電車に似ているという声が高まり、最終的には西武鉄道とコラボレーションして西武9000系に京急の赤いカラーリングを施した、RED LUCKY TRAINが登場しました。
説明書に赤い1000形のイラストが描かれていて、ステッカーにも車番が封入されているので、今後の発売に期待したいところです。
ステッカーは
○行き先表示器
・白幕
31D ✈急行新逗子
73SH 快特三崎口
5 普通品川
・黒幕
7A 快特泉岳寺(黒幕)
・フルカラーLED
77H ✈快特羽田空港
59SH 快特三崎口
87H 特急三崎口
69SH 快特品川方面印旛日本医大
73 普通京急蒲田
3A 快特品川方面泉岳寺
○車番
1401編成(1次車・4連)
1405編成(1次車・4連)
1001編成(1次車・8連)
1409編成(2次車・4連)
1033編成(2次車・8連)
1421編成(3次車・4連)
1041編成(3次車・8連)
1057編成(4次車・8連)
○その他
スリット入りワイパーカバー×2
弱冷房車×6
優先席×6
車椅子×4
ベビーカー×4
KEIKYUマーク×4
窓桟×6
が封入されています。