今回は一畑電車で活躍していた3000系電車の南海電鉄カラーです。

パッケージ
2015年発売。3008編成のデハ3008-デハ3018の2両セット。2600円(税別)。
一畑電車3000系シリーズの1つで、一畑電車で行われている復刻塗装シリーズの1つ。
管理人は南海電鉄の車両はよく知りませんが、南海と言えば真っ先にこのズームカー21000系が思い浮かびます(次に50000系ラピートが出てきます)。
この顔つきが結構好きなんです。
推奨別売パーツは
○動力 TM-05R(17m級A)
○走行化パーツ TT-04R
○パンタグラフ TOMIX0238 PG16です。
○松江しんじ湖温泉寄り先頭車 デハ3008

パンタあり先頭車 デハ3008
松江しんじ湖温泉寄り先頭車のデハ3008です。前パン車両はいいですな。

正面
丸みを帯びた車体断面、程よい顔の傾斜が表現されています。色も淡い緑に濃い緑帯の南海カラーがきれいです。
ワンマン表記はガラスパーツに印刷済みで、行先板とヘッドマークはステッカーによる選択式です。
改良品のため、以前の製品は尾灯が塗装でしたが、今回はクリアーパーツとなっています。
行先板はワイパーのモールドの都合でガラスパーツの裏側からうまく貼る必要がありますね。
おでこには謎のパーティングラインみたいなものがあります(汗)。


側面
13枚の窓がすごいです。窓だらけですな。
パンタグラフは運転台寄りに1基あり、妻側の撤去されたパンタグラフ部(パンタ本体の土台だけ残っている)がちゃんと表現されています。

運転台部 印刷
車番、案内表記などは印刷済み。ボディも丁寧に塗装されています。写っていませんが社紋も印刷済み。

妻部 表記
社外スピーカー、ワンマン車、車端部の検査表記が印刷されています。

妻面
妻面はこんな感じ。初版品(一畑標準色)と形状が異なります。配管もちゃんと表現されています。

パンタ部
パンタ部です。
パンタよりおでこの丸みに目が行ってしまいます。

パンタ撤去部
この撤去部のパンタグラフは、製品のパンタグラフの土台に固定用兼土台の穴を隠すためのピンで構成されています。ただ、屋根自体に開いている穴が隠れていないです。
○電鉄出雲市寄り先頭車 デハ3018

パンタなし先頭車デハ3018
電鉄出雲市寄り先頭車のデハ3018です。


側面
窓がずらっと並んでいるのも目が行きますが、床下にある大小計14個の抵抗器がすごい。

妻部
妻部です。

屋根
屋根です。
Bトレと違ってクーラーは塗装されていません。また、パンタ車もそうですが、運転台側の屋根の表現が異なっています。Bトレだと丸くなっていますが、鉄コレだとまっすぐになっています。

内装は赤一色になってます。ロングシートもすごく長いです。

1本入線
鉄コレでは第3段で一畑カラーの3005編成が、2両セットで同じ一畑カラーの3006編成と南海カラーの3008編成が製品化されました。3005編成と2両セットでは形状が異なります。
購入のきっかけは南海21000系の顔つきが好きなのと、実際乗りに行ったため。結構揺れながらすっ飛ばしていったという印象がすごく強くて気に入ったためです。
走行中は貫通路に立ったら危険ですという意味がよく分かり、乗ってて楽しかった車両でした。