今回は西武鉄道の標準車両である30000系スマイルトレインです。

パッケージ
2014年発売。西武限定品(ですが、ヨドバシカメラなどでも購入することができます。)。先頭車1両+中間車1両の2両セット。1箱1500円(税8%)。SG採用。
2009年にも発売され、その時は1箱1260円(税5%)で、新HGシャーシを採用していました。
西武鉄道の新型車両30000系スマイルトレイン。当初は買う予定がありませんでしたが、秩父線コレクション収集の一環で購入しました。
まずは先頭車

使用部品
使用部品です。屋根は2種類、妻板は3種類付属。

屋根
屋根は上がパンタなし(2両編成の2号車、8両編成の1・8号車、10両編成の1・10号車で使用)で下がパンタあり(2両編成の1号車で使用)の2種類が付属。
形式を書くと結構面倒なので、号車表記で記載します。

妻板
妻板は中間車と共用で、左から配管なし手すりなし(ほかの2つ以外で使用)、真ん中が配管なし手すりあり(2両編成2号車、8両編成1号車・5号車の池袋寄り、10両編成の1号車・4号車・7号車の池袋寄りで使用)、右が配管あり手すりあり(2両編成1号車、8両編成2号車・6号車の飯能寄り、10両編成の2号車・5号車・8号車の飯能寄りで使用)の3種類が付属。
東京メトロ10000系シリーズのように、ガラスで作られている貫通扉を再現するため、クリアーパーツで作られています。

前面板など
前面板はスカートと一体となっていて、前照灯部分がくり貫かれています。裏側には前照灯がモールドされているダミーカプラーパーツがついていて、これを組み合わせることで連結器周りがリアルになります。運転台キセ部分も表現することができます。
連結させるときは連結器部分をカット(説明書による)することで連結可能になります。
取り外しも簡単なので、外して連結遊びをすることもできます。

完成したパンタなし先頭車
完成したパンタなし先頭車です。真っ白い顔が眩しいです。今回製作した8両編成・2両編成でいうと、形式はクハ38100・38800(8両編成)、クハ32200(2両編成)となります。

完成したパンタあり先頭車
完成したパンタあり先頭車です。連結器部分がダミーカプラーでないのは、購入時の状態が組み立て済み中古品のセットで、ダミーカプラーパーツが最初からついていなかったためです。
形式はクモハ32100。

正面
失車の特徴である丸みを帯びた、笑顔のような顔を見事に再現していると思います。
ダミーカプラーパーツのおかげで、前照灯や連結器周りがリアルです。
また、グラデーション帯もきれいだと思います。行き先表示器は屋根パーツに貼ることで表現できます。

側面
ガラスパーツは着色しました。ステッカーはいろいろとついていて、2014年発売分だと優先席ステッカーも付属しています。
ドアの黄色い識別ステッカーもきれいに塗装されていて、戸当たりゴムも最初から着色済みとなっています。側面帯とロゴは2009年版だと印刷済みですが、2014年版になるとSEIBUロゴがステッカー表現となっています。
次に中間車

使用部品
屋根は2種類付属、妻板は先頭車と共用なので、詳細はそちらを見てください。

屋根
上がパンタあり(8両編成2号車・6号車、10両編成2号車・5号車・8号車で使用)、下がパンタなし(それ以外の中間車で使用)の2種類が付属。

完成したパンタあり中間車
完成したパンタあり中間車です。今回製作した8両編成でいうと、形式はモハ38200・38600です。

完成したパンタなし中間車
完成したパンタなし中間車です。8両編成でいうと、モハ38300・38700、サハ38400、38500になります。

側面
先頭車同様ガラスパーツは着色しました。

8両編成と2両編成を製作
製作と言っても、足りない先頭車1両と中間車1両を作っただけです。
先述の通り、秩父線コレクション収集の一環で購入しました。中古品で4両セット1500円がいくつもあったので、前々から集めていた車両と組み合わせて8両と2両編成を揃えました。
1回だけ実車に乗ったことがあるんですよね。
あまり西武線に乗りに行く機会がないので、今度乗りに行きたいですね。
製品としては限定品であるために割引などが効かないので、揃えるには若干値が張ると思います。
塗装の質もよく、出来もいいので、大変いい製品だと思います。
秩父線(西武鉄道)コレクションがどんどん集まってきました(笑)。