今回は東急池上線・多摩川線で活躍する元・日比谷線直通用の1000系の改造車、1000系1500番台です。

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パッケージ
2015年発売。一般販売品。先頭車1両+中間車1両の2両セット。1箱1620円(税8%)。SG採用。
遂に再販された東急1000系と同時に発売された製品です。
中間車の2パンタ屋根は新規パーツとなっています。

まずは先頭車
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使用部品
先頭車使用部品です。妻板は2種類付属。

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妻板
妻板は同じように見えますが、左側が扉あり(クハ1700で使用)で右が扉なし(デハ1500で使用)です。
この1000系・1000系1500番台のキットは1000系初販の時に同時に販売された9000系・2000系のキットと同じ金型を流用して作られていて、2000系は一部の貫通扉の窓が斜めになっているのですが、それを逐一表現すると専用の物を作らなければならなくて、その手間を省くためにステッカー表現となりました。
そのため、貫通扉ステッカー貼り付けをする妻板はクリアーパーツで成形されています。

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完成した先頭車
完成した先頭車です。形式はデハ1500(五反田・多摩川寄り)とクハ1700(蒲田寄り)です。
外見上は違いなし。

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正面
1505Fの車番はないので切り継ぎで表現。運行番号は今回のステッカーでは付属しなかったので、GM製を使用。でも、コレ幕式の運行番号なんですよねぇ・・・
運行番号は間違っていたのであとで貼りなおしました。
実車はとある事情により、池上線・多摩川線で活躍する車両と1500番台化した車両の手すり、屋根に昇るためのステップは撤去されているのですが、製品ではそこまで表現されていません。
が、とくには気にならないでしょう。塗装も緑・キミドリの帯に加え、細い金帯もバッチリ決まっていていいですね。

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側面
側面です。新7000系を模した三日月のステッカーなども塗装できれいに表現されています。
塗装は帯が若干ずれ気味ではあるものの、実車の帯が若干短いのでそれを表現したと思えば問題はないでしょう・・・と個人的に思っています。
側面表記は最近の製品にしては珍しく、優先席ステッカーなどが付属していないため、号車表記、優先席、コック表記はGMステッカーを使用。

次に中間車
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使用部品
使用部品です。妻板は2種類付属。

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妻板
妻板です。今回はどちらも新規製作品です。左が五反田・多摩川寄りで使用し、右が蒲田寄りで使用します。

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完成した中間車
完成した中間車デハ1600です。パンタグラフはGM製PT71Dを取り付け。

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側面
号車表記、弱冷房車、車椅子、優先席、コック表記ステッカーはGM製のものを使用。
下り方の山側(車椅子スペース部分)はUVカットの着色ガラスになっているのでマッキーで着色。

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屋根
今回新規で作られた屋根パーツ。下り方の増設パンタ部分が新たに作られました。

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3両編成2本製作
池上線、多摩川線それぞれで使えるように製作しました。発売前に種車を集め、いただいたデカールで製作しようと画策していましたが、作ろうと実行に移そうとしたときに発売のアナウンスがあり、製作を中止し、今回に至りました。
色合いもよく、塗装もきれいでいいですね。製品自体も元々がっしり組めるのでパーツの合いもいいです。
しかし、表記類や運行番号が一切付属していないのはいただけないですね~。普通の1000系の方でも使う運行番号すらついていないという状態です。
前回品やGM製のステッカーを用いた方がよさそうですね。

ちょっと不備があったものの、待ちに待っていた管理人としてはとても満足しています。