今回は日車夢工房から販売された、かつて名鉄~国鉄~富山地鉄を走り抜けたキハ8000系の準急・急行色です。

パッケージ
日車夢工房販売品。先頭車1両+中間車1両の2両セット。1箱1620円(税8%)。SG採用。
2014年末に販売されました。同時に特急色も販売されました。
おまけパーツがついていて、ストレートに組むと先頭車はキハ8000、キロ8100(キハ8100)のどちらか1両、中間車はキハ8050、キロ8150のどちらか1両を製作することができます。
特急色のパーツを組み合わせることで、キハ8200(先頭車)が製作可能です。
まずは先頭車

使用部品
スカート、側面板、ガラスパーツは2種類ずつ付属。

側面とガラスパーツ
側面板は吸気口が妻寄りの上段がキハ8000、キロ8100(キハ8100)で使用するもので、吸気口が窓~扉間の下段がキハ8200で使用するもの。
ガラスパーツはサッシの幅が広い上段がキハ8000で使用し、サッシの狭い下段がキロ8100(キハ8100)で使用するものです。

スカート
左がディスプレイ用で右がN化用のものです。それぞれ1個ずつ付属。

完成した先頭車キハ8000
完成した先頭車キハ8000です。塗り分けが特急車のようなひげのある塗装ではなく、窓周りが塗られているものが急行色です。

側面
特急色とは塗り分けが違うだけで基本的に同じ製品。窓が広いものがキハ8000。

完成した先頭車キロ8100
完成した先頭車キロ8100(キハ8100)です。

側面
窓が狭いものがキロ8100(キハ8100)。窓サッシは銀色に塗られています。
また、くつずりも銀色に塗られています。

正面
うむ、良い顔つきだ。
モールドが細かくて、細かいステップや配管なども表現されているのでとてもリアルです。
次に中間車

使用部品
ガラスパーツ、妻板は2種類付属。

ガラスパーツ
窓が広い上段はキハ8050で使用するもので、窓が狭い下段はキロ8150で使用するもの。

妻板
妻板は左が蓋ありで右が蓋なし。

完成した中間車キハ8000
完成した中間車キハ8000です。色合いは特急色と変わらないので、混結しても遊べます。

側面
窓が広いですね。キロ8150と共有の部品なので反対側のトイレ窓はステッカーによる表現です。

完成した中間車キロ8150
完成した中間車キロ8150です。

側面
キハ8050とは窓が異なるだけ。
おまけ

完成した先頭車キハ8200
特急色の屋根とガラスパーツを組み合わせることで製作することができるキハ8200。
キハ8200が登場したとき【たかやま】は準急ではなく、急行に昇格していた(日車夢工房パーツ組み合わせ例のPDFより)ので、HMは急行たかやまにしています。

側面
キハ8000とは形状が異なり、窓も2枚窓、屋根上もラジエーターファンの位置が変わっています。

6両編成で製作
基本5両+増結用キハ82001両の6両編成で製作しました。
準急色があったのは製品が販売されるまで知りませんでした。製品としては特急色同様、出来がよく、塗装もきれいで質もとても高いと思います。
パーツの組み換えでいろいろなバリエーションが作れますが、それなりの個数を買わないと作れないのが痛いところ。
さて、名鉄車は次に何が販売されるのでしょうか?楽しみですなぁ。