更新ネタ300個目記念。今回は近鉄の最新鋭特急50000系しまかぜです。

パッケージ
一般販売品。先頭車1両+中間車2両(2・5号車と3・4号車)の3両セット。1箱2700円(税8%)。SG採用。
中間車は1両は2号車と5号車のどちらか1つ選択して作ることができ、もう1両は3号車と4号車のどちらか1両を選択して作ることができます。
フル編成にするには2箱必要です。実際組み立てるとシャーシの都合もありますが、4両組み立てることができます。
まずは先頭車(1・6号車)

使用部品
特徴ある複雑な先頭車形状を見事に再現した前面板に、専用連結器パーツが付属。
側面も大きな窓を再現しています。

完成した先頭車
完成した先頭車です。形式はク50100(6号車)とク50600(1号車)です。ガラスパーツは着色していますが、緑色なのはちょうどいいペンがなかったためです。

正面
特徴あるガラスの配置、シャープな顔つきが見事に再現されていると思います。
前照灯は専用の連結器パーツに貼り付けることで表現。連結器パーツがとてもリアルです。
テールライトは黄色と赤色を選択可能。

側面
2色の青色と金帯がきれいに塗装されています。ううむ、曲線状と直線状に塗られている塗装が美しい。
側面の大きな窓も再現されていてGOOD。

屋根
妻のアンテナ部は一段低くなっているんですね。
次に中間車(2・5号車)

使用部品
屋根は2種類、妻板は4種類付属。

屋根
上が2パンタ屋根(2号車モ50500に使用)で下が1パンタ屋根(5号車モ50200に使用)です。
配管も細かく表現されています。

妻板
上2種が5号車モ50200で使用する分(左上・パネル左、右上・右側配管3本左側配管1本)で下が2号車モ50500で使用する分(左下・パネル右、右下簡易運転台つき)です。
最近の製品にしては説明書にイラスト表記ではなく、文字だけでしか紹介されていないので、ちょっとわかりづらいです(汗)。

完成した1パンタ中間車
完成した1パンタ中間車です。5号車で形式はモ50200。

完成した2パンタ中間車
完成した2パンタ中間車です。2号車で形式はモ50500。


側面
塗装も非常にきれいです。しまかぜのロゴはステッカーによる表現ですが、これはなかなかいいですね。2号車には車イスステッカーを貼り付け。
次にダブルデッカー中間車(3号車)

使用部品
使用部品です。青く塗られた妻板は扉窓なしの方を使用します。

完成したダブルデッカー中間車
完成したダブルデッカー中間車です。3号車で形式はサ50400。

側面
大きく塗られた青い塗装が美しい。特徴ある窓割がうまく表現されていると思います。

屋根
屋根は一段低いクーラー部分以外は何もなく、つるんとしています。
次にサロンカー中間車(4号車)

使用部品
ダブルデッカー中間車と選択式になっていますが、台車以外は共有部品になっていないので、先ほども書きましたが台車が何でもいいなら実際は4両分作れます。

完成したサロンカー中間車
完成したサロンカー中間車です。4号車で形式はモ50300です。


側面
左右で違う大きな窓が配置されていて、ダブルデッカー中間車と組み合わせることで一体となる塗装がちゃんと再現されています。

屋根
上下が先ほど紹介したもので、真ん中がモ50300のもの。異なったクーラー形状も再現されています。

6両編成を製作
発売情報が流れた時から欲しかった製品です。実車を1回も見ることができていません。
これが製品化されるということを聞いて、お供としてすぐに12200系と12400系を購入しました。
製品としては一般販売品にしては出来がとてもよく、複雑な先頭車形状、構成車両の形状の再現がされていています。また、塗装もきれいで質も高いです。
組み立てていても結構楽しかった製品です。
1箱2700円とお値段高めですが、出来、質、実質4両分製作できるほどのパーツの付属量からしてみると安い方かと思います。
作っていたらNゲージの方も欲しくなってきてしまいましたなぁ。