今回は戦後、東急車輌(現:J-TREC)の威信をかけて制作された、航空機の構造や、海外の技術を取り入れて作られた超軽量車5000系です。
 
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パッケージ
一般販売品。先頭車1両+中間車1両の2両セット。1箱1620円(税8%)。SG採用。
いつ出るかと待ち望んでいた車両。以前GMキットから改造して作ろうと試みたことがありますねぇ。
 
まずは先頭車
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使用部品
前面板は2種類で、屋根は3種類。パンタグラフは製品に1個しか付属していないのが痛いところです…
 
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前面板
光っていて区別がつきませんが…ヘッドライトが白熱灯のものとシールドビーム化改造されたものがそれぞれ1枚ずつ付属。
 
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屋根
屋根は上からアルピコ交通5000系5006号車タイプ(初回限定版のみ付属)、パンタなし(クハ5150形で使用)、パンタあり(デハ5000形で使用)の3種類。
アルピコの屋根は初回限定盤にのみ付属していると記載がありました。と、いうことは、今後再販されることが前提ということなんですかね?
正面寄りのパンタ撤去部は塗り分けがされています。封入されていたチラシに保存車の5006号車のつくり方が記載されていました。今後発売されるアルピコ3000系についても書いてありました。
 
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完成したパンタあり先頭車
完成したパンタあり先頭車デハ5000形です。
この特徴ある丸みを帯びたボディが再現されています。
 
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完成したパンタなし先頭車
完成したパンタなし先頭車クハ5150形です。少数しか製造されなかったクハ5150形もちゃんと製作できるところがいいですね。
 
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側面
客用扉窓は小窓となっています。登場初期は大窓でした。
ガラスパーツ切って、扉窓部を拡げてやれば手軽に再現できるかもしれませんね~。
 
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正面
ガラスパーツとボディをうまく成型しているので、特徴あるしもぶくれのボディが再現されているのがよくわかります。これぞ【あおがえる】ですな。
方向幕は屋根パーツに貼ることができます。
 
次に中間車
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使用部品
屋根は2種類、妻板は2種類付属。パンタグラフは製品に1個しか封入されていないので、先頭車の写真の方に載せました。
 
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屋根
上がパンタあり(デハ5100形で使用)、下がパンタなし(サハ5300形で使用)の2種類。
 
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妻板
妻板は配管なしが2枚、配管ありが1枚付属。
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完成したパンタあり中間車
完成したパンタあり中間車デハ5100形です。
 
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完成したパンタなし中間車
完成したパンタなし中間車サハ5300形です。
 
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側面
中間車側面です。戸袋窓がふちどりされて再現されています。
 
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3両編成2本と2両編成1本を製作
デハ-サハ-デハとデハ-デハ-デハとデハ-クハの3種類を制作。
キット自体はとても組み立てやすく、パーツも合いが良いし、塗装の乱れも少なく質がいい、最近の製品にしてはかなりいい感じです。
特徴ある丸みを帯びたボディ、しもぶくれの斜体形状がよく再現されていて、非常に美しく、かわいくデフォルメされていていうことなしの製品といいたいところですが、封入されている車号の大半が製品形状(特に客用扉窓)が合っていないものが封入されているのがちょっと痛いところでしょうか?
やすりとか持っている人は大窓化にチャレンジしてみても良いんじゃないでしょうか?
これでコラボ用にちょこちょこ作ってた旧3000系(写真一番左)が使えるようになりました。
さて、譲渡車シリーズの改造もやっていきたいですね。