今回は名鉄の分断路線、瀬戸線の新型車両4000系です。
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パッケージ
日車夢工房販売品。先頭+中間の2両セット。1箱1,260円。新HG採用。
日車の力の入ったパッケージです。同時に3300系、5000系と名鉄ステンレスカーが販売されました。
あれ?300系は?
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先頭車部品展開図
先頭車部品展開図です。スカートはスリットが左右別に入っているものが1枚ずつ付属。
同時発売された3300系、5000系と側面、ガラスパーツ、妻板は共通部品。
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完成した先頭車
完成した先頭車ク4000とク4100です。行き先表示と正面車号は屋根パーツに貼る事が出来ます。
なお、前面の形状的に前面が飛び出ているデザインなので、行き先表示部が奥まってしまいます。
ですが、四角い、くの字になっている特長的な前面は再現されていてGOOD!
ヘッドライトもちゃんと黄色とシルバーで塗り分けられています。
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中間車部品展開図
中間車部品展開図です。パンタ車のみなので、屋根は1種類のみ。ガラスパーツは同じ物が2組。
通常製品のように屋根のボス穴が同じ方向でなく、設計ミスなのかなんなのかわかりませんが、互い違いになっているのでガラスパーツが2組封入。どちらか片側は不要になります。
妻板は配管なしとありの2種類。これは3300系と同じ部品。側面とガラスパーツも同時発売された3300系と5000系と同じ部品。
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完成した中間車
完成した中間車モ4050とモ4150です。先頭車同様、日車式SUSブロック工法の特徴であるドアブロックが出ているところが再現されています。
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妻板
なぜだか知りませんが、この名鉄ステンレスカーシリーズの特徴なんでしょうか?妻板の塗装が甘く、銀が薄く塗られているせいで、スケルトンボディになってしまっています。
しかも中間車の妻板だけ。先頭車はちゃんと塗ってあるというのに。謎仕様です。なお、個体差はありますが、どれもスケルトンボディになっています。
まぁ、連結してしまえば見えなくなるので良いっちゃぁ良いんですけど・・・
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4両編成で完成
4両編成で製作。コレで我が家の瀬戸線は3種類に。6000系、6750系、4000系。うむ、そろったなぁ。
行き先ステッカーも豊富です。
製品としては日車夢工房製なのでよく出来ているのですが、質が・・・
前面の特徴がよく再現されているし、車両ごとにスカートや台車も違う物が入っていて作りわけがされていて良いのですが・・・
評価を下げるポイントとしては、
・塗装面にほこりが結構付着している
・中間車妻板の塗装が甘い
・シャーシが他の新HGとタイプが異なる(ブロックパーツなど、細かい点ですが仕様がこれらの製品だけ違う)
・ブロックパーツとガラスパーツのはめあわせが硬い
・シャーシとボディのはめあわせが非常に硬い(物によっては車体がちょっとバラける)
まぁ、シャーシやブロックパーツに関しては良いとして、塗装面にほこりが結構付着しているのは痛い。
これは困り者です。ちゃんとした製品で帯の塗装も最近の製品みたいに削れていたりしないというのに・・・
どんな塗装でも、ほこりって目立ちますからね。恐らく同時発売のステンレスカーも同じでしょうね。
そこまで思い入れの無い製品なら目をつぶれますが、最近とはいえ好きになった名鉄の製品なので、期待が高かった分ちょっと残念。