k.d.lang 「INGENUE」 1992

　タイトルの「INGENUE」、邦題は「アンジャニュウ」。
「無邪気な少女に扮する女優」とかいう意味だそうで。

　もともとパッツィ・クラインに憧れ、カントリー・シンガーを目指したk.d.。
グラミーのカントリー部門でも何度か受賞してましたね。

　スティールをフィーチャーするも、
カントリーぽくならない様にアレンジした「Save　Me」、
ヴァイオリンとアコーディオンをフィーチャーした「Miss　Chatelaine」、
そして対訳では「絶え間なき渇望」と表現している「Constant　Craving」など
どの曲も捨て曲なし。

　本人のカミング・アウトなどもあったようですが、
ここでは「愛」それも充たされない愛、成就しない愛を唄ったそうです。
それにしても唄、上手過ぎ！
ベン・ミンクの曲やアレンジも素晴らしい！

BEN MINKの素晴らしいお仕事！ ｋ．ｄ．ｌａｎｇ 「INGENUE」