JOAO GILBERTO 「IN TOKYO」   2003
 
 所謂、「奇跡の初来日」と語り継がれてるモノですね。
翌2004年は「奇跡の再来日」と言われ、
更に2006年は「最後の奇跡」と言われてました。
 
 
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 当時、東京で学生生活を送っていた次男が2006年のステージを
観たそうですが、開演は1時間遅れるわ、空調は止めるわ、
途中で瞑想状態?になるわ、で、半分ほど寝てた、と言ってました。
何と勿体ないことを。(笑)
 
 ジョアン用にDAT録音されたテープは180分テープで、
何曲かにノイズが入ってしまい、泣く泣く数曲をボツにした、
というハナシ。
CD化の予定は当初まったく無く、このDATを聴いたジョアンが
感極まって自らCD化を提案したそうです。
 
 70歳代の男性のギター弾き語り...しかし、その空気感というか、
もちろん会場の緊張感も含め、CDで聴くだけでも極上のひとときです。
モントルーでの雰囲気とはまったく違い、静謐感に浸れます。
「シェガ・ヂ・サウダーヂ」や「ヂサフィナード」「オ・パト」
「フェリシダーヂ」「イパネマの娘」などをボツにせざるを得なかったのは非常に残念でした。