JOHN McLAUGHLIN
「BELO HORIZONTE」
1981
 
 『ギターの弦が生み出す瞬間の美しさ。
ビル・エヴァンスへの追悼曲を含む構成で、
ジャズ・ギターの芸術性と可能性を追求した81年の快作。』
 
 
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 タイトルの「ベロ・ホリゾンチ」は文字通り「美しき水平線」、
ブラジルにはポルトガル読みの「ベロリゾンチ」という都市があるそうです。
 
 全編アコギでプレイするマクラフリン、
「La Baleine」での速弾きはすさまじい!
公私にわたるパートナー、カティア・ラベックの参加が
どう影響をもたらしたのか、はわかりませんが、
93年にビル・エヴァンス集「TIME REMEMBERD」
リリースするほどのエヴァンス・ファンのマクラフリンは
ここでも「Very Early」という曲をエヴァンスに捧げています。
そんなマクラフリンにクラシック畑のラベックさんがくっつく、
というのも面白いですね。
 
 そして圧巻は盟友パコ・デ・ルシアとのデュオ
「Manitas D'oro」でしょう。
まさに「技の応酬」ですよ。