FLEETWOOD MAC  「ENGLISH ROSE」     1969
 
 『マックの名を全世界に広めた第2弾。
ブリティッシュ・ブルース・ロックの伝説がここにある。』
 
 
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 上記の帯コピーには「第2弾」とありますが、
実際は第3弾ですね。
 
 ワタシ的にはピーター・グリーンとジェレミー・スペンサーの
シンプルな編成で良かったんじゃないか、と思うんだけど、
本作よりダニー・カーワン(弱冠18歳!)が加入。
BBスタイルのピーターとエルモア・スタイルのジェレミーが
同居してること自体がただでさえ不自然なのに、
そこへもってきてダニーの新規加入だからね。
 
 我が愛するピーター・グリーンの魅力と言えば、
「Stop Messin' Around」のようなBBスタイル、
そして「Love That Burns」、「Black Magic Woman」
マイナー・ブルーズでしょうか。
「Black Magic Woman」は後にサンタナによってカヴァーされましたが、
ピーターの「I Loved Another Woman」がベースになっています。
オルガンのイントロに導かれたサンタナのヴァージョンもいいですが、
ピーターのバリバリのマイナー・ブルーズはもっといい!!