CHARLES MINGUS 「直立猿人」 1956
『ハード・バップの一般的な形式を越えた、個性的で革新的なサウンド。
黒人としての意識の高揚と怒りが、最高の芸術表現となって示された歴史的名盤。』
黒人としての意識の高揚と怒りが、最高の芸術表現となって示された歴史的名盤。』

タイトル・チューンの「直立猿人」、四つ足の猿人の中から
やがて二本足で歩くようになった猿人が四つ足猿人を見下したことによって
四つ足猿人が総決起、直立猿人を倒してしまった、という意味があるらしく、
これはまさに白人社会と黒人社会の対立をミンガスお得意の寓話で
表現したものなのでしょう。このことを知って聴くのと、知らずに聴くのとでは
まったく意味合いが違って来るのではないでしょうか。
やがて二本足で歩くようになった猿人が四つ足猿人を見下したことによって
四つ足猿人が総決起、直立猿人を倒してしまった、という意味があるらしく、
これはまさに白人社会と黒人社会の対立をミンガスお得意の寓話で
表現したものなのでしょう。このことを知って聴くのと、知らずに聴くのとでは
まったく意味合いが違って来るのではないでしょうか。
それよりもボクが好きなのは、「ジャッキーの肖像」です。
タイトル通り、ジャッキー・マクリーンがアルトを吹いてるんですが、
そのバックでせわしないベースを弾いてるミンガス、どっちが主役かわからん。
タイトル通り、ジャッキー・マクリーンがアルトを吹いてるんですが、
そのバックでせわしないベースを弾いてるミンガス、どっちが主役かわからん。