矢野顕子 「スーパーフォークソング」     1992
 
 『小さめのホールにピアノだけセットして、
矢野顕子が弾き語りしました。
あなたの耳も、楽器です。』
 
 
イメージ 1
 
 
 
 スタジオではなく、ホールでの一発録りなので、ピアノの音色も残響感があり、
柔らかく響きます。
 
 あがた森魚の「大寒町」や佐野元春の「Someday」、大貫妙子の「横顔」、
小室等の「夏が終る」、ヤング・ラスカルズの「How I Can Be Sure」、
なんとウェス・モンゴメリーの「More And More Amor」、
山下達郎の「スプリンクラー」、はちみつぱいの「塀の上で」、
ザ・ブームの「中央線」など多彩なカヴァー曲に加え、
パット・メセニーの書き下ろし「Prayer」なども収録されてます。
 
 それにしても「Someday」をこんな素敵なバラードで表現してしまう矢野さん、
ホント、素晴らしいですね。
ボクは常々、彼女のことを「才女」とか「非凡」というコトバで表現しますが、
そういった例えがふさわしいのは、まさに矢野さん以外にいませんねぇ。(笑)