BERT JANSCH  「TOY BALLOON」      1998
 
 弾き語りとバンド・プレイが混在するアルバムですが、
ハーモニカも加わるブルージーなバンド・サウンドの「All I Got」、
ペダル・スティールが入ったちょっとカントリー風味の「Toy Balloon」、
そして、またまたブルーズ大会の「Hey Doc」、
いきなりスライド・ギターの音色に導かれるカントリー・ロック調の
「Sweet Talking Lady」など、トラッド路線から逸脱しそうな楽曲も
なかなかイカシテますよ。
 
 
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 ミュージシャン達にも信俸者の多いバートは、もはやカリスマ的な存在であり、
バートらしいギターのアタックの強さが出た「Born And Bred In Old Ireland」
あたりを聴くと、バート健在なり!と当時は再確認させられたアルバムでした。
 
 サックスやキーボードが前面に出たAOR調の「How It All Came Down」も
なかなか面白いですよ。