今はどうなのかわかりませんが、ワタシの時代は
中学校で初めて英語を習ったわけですが、
実は小学校で、英語に慣れ親しむ前段階の「ローマ字」というのがありまして、
日本語の文章や単語をローマ字で書く、またはローマ字で書かれた文章を
日本語で読む、というのがありました。
ワタシが若い頃聴いてたオールマン・ブラザーズ・バンド、
若くして亡くなったデュアン・オールマン。
30年以上も彼のことを 「デュアン・オールマン」という名前で親しんで来ました。
ところが、ここ近年の表記を見ると 「デュエイン・オールマン」と
なってるではないですか。
たしかに 「DUANE」をローマ字表記すると「デュアン」、
でも英米人はきっと 「デュエイン」と発音するのでしょう。
アメリカン・バイクでお馴染みの 「HARLEY DAVIDSON」、
日本では 「ハーレー・ダビッドソン」と紹介されてますが、
これも 「ハーリィ・ディヴィッスン」が正解。
USAで「ハーレー・ダビッドソン」と言ってもまったく通用しませんぞ!
同じくハンバーガー・チェーンの 「McDONALD」、
日本では「マクドナルド」なんて呼ばれてますが、
これもアメリカでは「マダーネル」なんて発音しちゃいますから。
こんなところにローマ字教育の大きな過ちがありますね。
ローマ字では子音の 「a」は 「ア」としか教えませんから
「a」を 「エイ」と読むことはありません。
だから多くの小学生が中学生になって、授業で英語を学ぶと
英単語の読み方に混乱をきたすわけです。
ですからワタシのブログではなるべく英語読みに忠実に表記するように
しています。
そういう意味では、ピーター・バラカン氏の発音や表記は見習うべjきです。